あなたは向くタイプ?向かないタイプ?

「主夫」適性診断チェックリスト5

2015.05.21 THU


「子どもを友達の家に遊びに行かせるだけでも、その送り迎えや手土産のやりとりが発生します。その1つ1つでママ友の信頼を集めることで、主夫として生活しやすくなると思います」と宮内さん 写真提供:irodori / PIXTA(ピクスタ)
最近、「主夫になりたい」という20~30代男性が増えているという。厚生労働省の「平成25年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると「妻が会社員・公務員などで、その扶養に入っている夫」の数は、全国で約11万人。その全員が「主夫」とは限らないが、平成15年度は8万人、平成20年度は10万人だったことを考えると、「主夫」は増加しているとみてよさそうだ。

とはいえ、「主夫」はなじみ深い存在ではない。なりたいと思っても向き・不向きもあるだろう。そこで、専業主夫の日常を描く漫画ブログ「カタルエ」を運営している宮内崇敏さんに、“主夫に向く男性の特徴”を聞いてみた。

宮内さんいわく「男性が主夫になるきっかけは、子どもが生まれた時であることが多い」とのこと。そこで、家事と子育ての両方を行うことを前提に「主夫に向く人」について考えてもらった。

●特徴1 アドリブ力があり、柔軟な対応力がある人
「家事は仕事と同じように計画を立てて1つずつ達成していけますが、子育ては計画通りに進まないもの。子どもの急な発熱やおもちゃ箱をひっくり返すイタズラなど、イレギュラーなことばかりで、僕も最初は困惑しましたね。状況に合わせて動けるアドリブ力があると、ストレスを感じにくいはずです」(宮内さん、以下同)

●特徴2 “男であること”に妙なプライドを持っていない人
「主夫を始めると、保護者会やPTAの集まりなどで女性に囲まれる機会が増え、自分が男であることを意識しやすくなります。周りのママたちから『男性だから仕方ない』と見られることもありますが、抵抗感や変なプライドを抱かず、フラットな状態でいられると主夫業もスムーズに進むと思います」

●特徴3 女性同士の会話に溶け込める人
「主夫は“人とかかわらずに家事や子育てをするもの”と思われがちですが、子どもが幼稚園や小学校に通えば、自然とママたちとのかかわりが発生します。親同士がつながらないと子ども同士も友達になりにくいので、女性の中に入り込むスキルが求められます。営業と似ていますね」

●特徴4 生活の変化を楽しめる人
「子どもの年齢によって、生活サイクルや子どもとの向き合い方は変化します。乳幼児のころは常に目が離せませんし、小学生になれば学校に合わせたスケジュールで動くようになります。思春期にはある程度手が離れますが、精神的に気を遣う部分が増える。実は、仕事の方が変化は少ないと思いますね」

●特徴5 主夫であることにあぐらをかかない人
「『ずっと主夫を続ける』と思わないことも大切。いつか、妻が妊娠したり病気になったりする可能性もあります。仕事復帰をいとわない姿勢でいることで、妻にも安心してもらえるでしょう」

宮内さんの話を聞く限り、主夫という役割を担うには物事を柔軟に考えられる“明日は明日の風が吹く”な感覚が必要といえそうだ。さらに、もう1つ大事なことがあるという。

「男性ならほとんどの人は当てはまると思いますが、働いた経験があることも重要。仕事で外に出る妻の大変さを理解し、いたわることができるので、夫婦関係も良好になると思いますよ」

もし専業主夫になることがあったら、ガッチガチのプランは立てず、日々の変化を楽しめる余裕が持てるとよさそうだ。
(有竹亮介/verb)

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