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女性が寛容に 姑との同居事情

2015.06.04 THU


結婚を考えたときに浮上する心配事のひとつ、親との同居問題。特に自分が長男だったり一人っ子だったりすると、考えざるを得ない問題だ。しかし、最近では、同居に対する意識が少し変化してきているという。

そこで、結婚相談所・オーネットの広報・松本美紀子さんに、最近の傾向をうかがった。

「ここ5年ほどで、特に女性側の意識は変化してきているようです。これまでは、“同居はしたくない”という条件を挙げてくる人が少なくなかったのに対し、最近は、“同居するかどうかは特に気にしない”という人が増えています」(松本さん)

ちなみに、今年、不動産・住宅情報サイトSUUMOが発表した調査では(1年以内に住宅を購入した25~44歳の既婚者が対象)、「住宅を購入するとき、実家との距離をどう考えた?」との質問に、「実家の近くに住もうと考えた」人が53.3%、「同居しようと考えた」人は8.3%という結果も出ている。

この結果からも読み取れる通り、決して“同居しよう”という人が多いわけではない。ただ、数字には表れない部分で、“NGではない”という人が増えているようだ。それは、やはり景気の低迷と関係があるのか?

「確かに、リーマンショック以降、特に顕著になったのは確かです。働く女性にとっては、どちらかの親が近くにいれば、子どもができたときにも手伝ってもらえたり、資金的な援助も得やすいなどメリットも多い。“頼れるものは頼りたい”というのが本音でしょう」(同)

また、経済的理由だけでなく、親側の意識が変わってきていることも同居へのハードルを下げているそう。自分が苦労したからこそ、確執を避けようとすることはもちろん、 特に最近では、核家族化で、そもそも嫁姑の確執を知らないがゆえに、嫁に対しても寛大で、ほどよい距離感を保っていこうとする親も多いのだとか。

ただし、ひとつ気をつけたいのは、同居の選択権を、最終的には女性側に持たせることだと松本氏。

「もし、どうしても将来同居せざると得ないと考えているとしても、初めから同居したいことを強調しないこと。女性が納得して選択してくれるように、少しずつ家族との信頼関係を築いていくことが大切です」

まずは親と彼女を仲良くさせることが大切ということか。
(相馬由子)

※この記事は2011年10月に取材・掲載した記事です

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