【毛穴美人のつくり方】観察力と選択肢の多さが決め手!?

「美は洗顔から」の本当のワケ

2015.06.08 MON


洗顔料やクレンジングは、メインアイテムに加えて、お肌の状態に合わせて使い分けられるよう、別タイプのものも用意して。普段は肌に優しいマイルドクレンジングと泡洗顔、週末は蒸しタオルやスチームを併用してのディープクレンジングなど、上手に組み合わせることで、お肌の負担を最小限に抑えつつ、効果的なケアができるはず
「美は洗顔から」とはよく聞く言葉。スキンケアの中でも洗顔は特に大切、ということで、世の中には多くの洗顔方法が存在しています。でも、ベストなのは一体どれ? しっかり泡立てて洗う? フェイスブラシでクルクル? それともいっそ「洗わない洗顔」? いやほんと、たくさんあって混乱しますよね。そこで今回は、最高の洗顔方法を追求するべく、洗顔の意味、目的を探ってみましょう!

…と勇んで小林メディカルクリニックを訪れたところ、「ベストの洗顔方法なんてないと思いますよ」と院長の小林先生。のっけから全否定…。
「結局、自分の肌に合った方法を選ぶ、ということに尽きますから」

うーん、それはそうなんでしょうけど、選び方が分からないんです~。せめてヒントを!
「強いて言うなら、洗い過ぎないことでしょうか。日本人は清潔好きだからか、洗い過ぎる傾向があるんです。また、ブラシなど器具を使ったり、ゴシゴシこすると、肌を傷める可能性が。肌への優しさを考えるなら、泡立てる洗顔は理に適っていると思います」

ふむふむ、なるほど。これからは朝晩の泡立て頑張ろう…と思っていたら、「必ずしも朝晩洗わなくてもいいですよ」と、これまた衝撃の発言。

「肌はターンオーバーしています。つまり、本来は何もしなくても、清潔に保てるようできているもの。洗顔はあくまでもそのサポートなので、必要以上に洗うと刺激過多になりかねません。私の場合、朝は洗顔料を使わないこともありますし、冬場なら化粧水をコットンに含ませて押さえる程度で済ませることも。年代や肌質によって、何が洗い過ぎかという基準も変わるんです」

皮脂分泌の多い10代やオイリー肌の人、また、寝苦しい夜が続くこれからの季節は、洗顔料を使った方がすっきりするはず。でも、普段から乾燥肌で悩んでいる人は、水洗顔を取り入れてみるのもよさそうです。

ただし、肌質を問わず、寝る前にきっちり落とし切らないといけないのがメーク。上手なメークオフのコツは、部位別にクレンジング剤を使い分けることだとか。
「落ちにくいアイメイクなどを普通のクレンジング剤で落とそうとすると、時間をかけてゴシゴシこすることになりますよね。洗浄力の強いポイントクレンジングを使えば、さっと落とせるから、結果的に肌への刺激も少なくて済みます」

しっかりメークの日は、洗浄力の強いオイルクレンジングを、パウダーだけで軽く仕上げた日なら、刺激が少ないミルクタイプのものを使うなど、ベースメークの濃さに応じた使い分けも重要。

「結局、肌もひとつの臓器なんです。生活リズムや食事内容、生理周期など、さまざまな要因に左右されるのが当然だから、洗顔もクレンジングも、常にベストな方法というものはない。一つに絞るのではなく、選択肢を多く持ち、肌の状況に合わせて柔軟に使い分けるのが秘訣ですね」

肌に合う方法を、というアドバイスは、そういう意味なのですね…。
普段はマイルド処方の洗顔料を使っていても、肌がべたついているときは洗浄力の高い洗顔料を使う、毛穴の開きや黒ずみが気になるなら毛穴ケア用の基礎化粧品を取り入れるなど、その日の肌を丁寧に観察し、適切な洗顔方法や化粧品を選ぶことこそ、美肌作りへの近道なのです。

そういえば、洗いたての素肌と向き合う毎日の洗顔タイムは、お肌チェックに最適な時間。これこそが、「美は洗顔から」という言葉の真意だったのかも!?

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