アメリカの心理学者が244組の夫婦をヒアリング調査!

「夫の不満」「妻の不満」1位は?

2015.06.19 FRI


TatyanaGl / PIXTA(ピクスタ)
恋愛というのは、関係を始めることよりも続けることのほうが難しい、という意見をよく耳にする。恋愛感情さえ芽生えてしまえば、出会ったその日にカップルが成立することもあり得るが、関係を長く続けていくためには、お互いの要望をクリアしていかなければならないからだ。

しかも単なる恋愛ならまだしも、結婚すると、そのハードルは上がってしまいがち。やはり、少しでも男らしく頼りがいのある夫を目指し、精進するしかないのだろうか…。

「夫婦円満の秘訣というのは、明快な正解が存在しない難しいテーマですが、あまり『男は男らしく…』と、男女の性差を意識し過ぎない方がいいかもしれません。とくに夫婦になってからはなおさらです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。いわく、男女間で発生する不満は、多分に男性側の意識に原因があることが多いのだという。

「米サウスカロライナ大学の心理学者ピーター・キルマン氏が、244組の夫婦を対象に、夫には妻への一番の不満を、妻には夫への一番の不満をヒアリング調査したんです。その結果、妻が持つ夫への不満のトップは、『自己中心的であること』。これは大方の予想通りで、よく聞く女性側の不満ですよね。一方、夫から妻への不満のトップは『自分と張り合ってくること』でした。これを不満に思う心情からは、“もう少し自分を立ててほしい”という意識が読み取れます。つまり、男女いずれの不満も、男性側が持つ亭主関白や男尊女卑のスタンスに原因があるといえるでしょう」

男女平等の意識が日本より高いとされるアメリカでさえ、「男を立てるのが“女らしさ”だ」と考える男性は少なくないという。男女である前に、人間対人間であるという意識を持つことで避けられる不満というのは、思っている以上に多いのかもしれない。
(友清 哲)

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