白桃カレー、びわカレー、いちじくカレーetc.

ご当地「フルーツカレー」10選

2015.07.06 MON


大塚食品「トロピカルカレー」。ドライマンゴーや、コンコードグレープの濃縮果汁を加えたソースと、グリーンペッパーとブラックペッパーを合わせて“夏らしさ” を演出
一年中いつでもおいしいけど、暑い夏に食べると一層おいしく感じられる…カレーに対してそんな印象を持っている人も多いだろう。そんな暑い季節の始まりに合わせるかのように注目されているのが、「フルーツカレー」だという。

たとえば、銀座のレストラン「ア・ヴォートル・サンテ・エンドー」ではキウイ、バナナ、メロン、スイカなど季節に合わせたフルーツをふんだんに使用したインパクト抜群のフルーツカレーが話題に。また、レトルトカレーの老舗ボンカレーからは、マンゴーとブドウを使った「トロピカルカレー」が6月上旬から期間限定で発売され、注目を集めている。

カレー業界がフルーツカレーに注目する理由とは? ボンカレーの担当者に聞いてみた。

「地方では、しばらく前から地元の食材を生かしたフルーツカレーが話題となっています。フルーツカレーというとキワモノ的に感じられるかもしれませんが、フルーツとカレーはとても相性がいい組み合わせ。今回発売した『トロピカルカレー』はマンゴーとブドウの自然由来の甘みを生かして、カレーに深みと濃厚さを出しました。隠し味としての使い方ではなく、フルーツを前面に押し出したカレーが市民権を得る日も遠くないかもしれません」

そこで実際に調べてみると、特徴的なご当地フルーツカレーは数多くある。「通販で買える」&「レトルトカレー」の2点をポイントに選んだフルーツカレー10点をご紹介しよう。

●白桃カレー(岡山県/瀬戸農産物加工企業組合/520円)
味・香りが日本一といわれる岡山県産の白桃をふんだんに使ったカレーは、さわやかなフルーツの甘みと香りを楽しめる。白桃の甘さとカレーの辛さのバランスが絶妙。

●いちごのカレー(栃木県/永井園/540円)
酸味が少なく甘すぎない「とちおとめ」をピューレ状にして使用。ほどよい酸味と適度なスパイスが見事にマッチングしたカレーに仕上がっている。

●房州産びわカレー(千葉県/道の駅とみうら 枇杷倶楽部/470円)
地元のびわ農家から仕入れた規格外の「房州びわ」を加工した「びわピューレ」を使用したご当地カレー。びわのほのかな甘みがカレーの味を広げ、コクを作りだしている。

●宮崎バナマンカレー(宮崎県/九州産商/486円)
甘さと酸味がありもちっとした食感が特徴の宮崎産バナナを加工したジャムと、細かい肉質で繊維質の少ないのが特徴のマンゴーを加工したピューレを使用し、深い味わいを実現。宮崎産の鶏肉も入っている。

●さくらんぼカレー(山形県/後藤屋/648円)
「小さな恋人」の愛称で親しまれている山形県産さくらんぼを使用したピンク色が特徴的なカレー。クセがなくてさらりと食べやすく、まろやかな味わいを楽しめる。夏にぴったりのあっさり系の甘口。

●ぶどう園の葡萄カレー(山梨県/ありが桃園/630円)
山梨県甲州市の果樹園「ありが桃園」で作られたご当地フルーツカレー。ブドウの特徴である甘みと酸味がチャツネの役目をしており、辛さを抑えたインド風のカレーに仕上がっている。

●いちじくチキンベースカレー(島根県/多伎振興/540円)
いちじくの小さな種のプチプチとはじける食感がなんとも楽しいカレー。使われているいちじくは「蓬莱柿(ほうらいし)」という小ぶりで甘みが強いと評判の品種。濃厚なルーに深みを与える。

●メロンカレー(茨城県/磯山商事/520円)
生産量日本一の茨城県鉾田市産メロンと茨城県の銘柄豚ローズポークを合わせたご当地メロンカレー。適度に熟した食べごろメロンのほのかな香りと甘さが豚肉と絶妙にマッチしている。

●梨カレー(鳥取県/佐々木山光園/660円)
鳥取県で一番歴史の古い梨園「さんこうえん」で採れた二十世紀梨をふんだんに混ぜ込んだフルーツカレー。たっぷり入った二十世紀梨がソフトな味わいを実現。

●愛媛みかんのフルーツカレー(愛媛県/さくら食品/500円)
甘酸っぱい香りとたっぷりの果汁が特徴の愛媛みかん「伊予柑」を加工したピューレを使用。さわやかな甘さのビーフカレー。

これ以外にも全国の特産品を使用したご当地フルーツカレーは数多く存在する。立ち寄ったレストランでしか出していないフルーツカレーに巡り合う…なんてこともあるかも。夏にはそんな旅も面白いかもしれない。
(萬石隼斗/ビルコム)

※この記事は2014年7月に取材・掲載した記事です

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト