カロリーが高い果物ともいわれているけれど…

アボカドは女性の味方?それとも敵?

2015.07.23 THU


アボカド自体はパンチのある味ではないので、レモンや塩、黒こしょうをかけると、味にメリハリが出て、少量でも満足しやすいそう 画像提供/Jiri Hera / PIXTA(ピクスタ)
生で食べても、肉や魚と一緒に炒めても、ごはんやパンとあわせてもおいしいアボカド。まったりした口当たりと濃厚な味わいが人気で、美容効果も高い果物として知られていますが、一方で高カロリーのためにダイエットを気にする人には不向きとも…。シニア野菜ソムリエのKAORUさん、アボカドは美しくなりたい人の味方? それとも敵ですか?

「アボカドに含まれる成分から考えると、味方といえます! 確かに、果物のなかでは脂質が多く、1個(200g)あたり370~380kcalあるのでカロリーが低いとはいえません。でも、同じカロリーを別の食材で摂るよりは、栄養価の高いアボカドのほうがおすすめ。健康にはもちろん、美やダイエットのためにも嬉しい成分がたっぷりです」

一見、敵に見える「脂質」こそが、美肌やダイエットの味方になるそう。

「脂質、すなわち油=敵ではありません。アボカドの脂質には、オレイン酸やリノール酸、リノレン酸が含まれています。これらは不飽和脂肪酸の一種で、悪玉コレステロールを抑制する働きや、血行促進効果が期待できます。それにより新陳代謝が上がり、美肌にもつながるといえます。また、オレイン酸などを含む油は便秘対策に効果的。アボカドは食物繊維も豊富な果物なので、便秘が気になる人はアボカドを食べることで、お通じの改善に相乗効果が期待できるでしょう」

便秘が改善できれば、結果的に痩せ体質にもつながるはず! ほかにも、糖質の代謝を促すビタミンB1、糖質や脂質、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB2が多く含まれているので、炭水化物とあわせて摂取すると代謝を高める効果があるそう。また、酸化を防ぐビタミンEも豊富で、老化防止にも効果的だといいます。

「アボカドは脂質が多く含まれることで濃厚な味わいになるのも、メリットのひとつ。サラダに入れるとアボカドの油分でドレッシングは少なめでも満足できますし、炒めたり焼いたりしたときに使う油の量も少なくて済み、結果的にはカロリーを抑えやすい食材です。なお、アボカドはビタミンCとAの含有量が少ないので、それらを含むトマトやパプリカ、ブロッコリー、パセリなどをあわせて食べると、より健康的ですよ」

KAORUさんがおすすめの組み合わせは、トマトとアボカド。刻んだトマトとアボカドを混ぜ、お好みでカッテージチーズなどをあわせてもおいしいそうです。また、夏はバニラアイスとあわせても絶品だそう! 優れた栄養成分のおかげで、お食事として楽しむのもよし、デザートに食べてもよし…と、万能な果物・アボカド。日常の食生活にうまく摂り入れて、美しい体と肌を手に入れたいですね!
(富永明子)

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