モテる40代の遊びガネ錬金術

日本の不動産が台湾人投資家に注目される理由

2015.08.17 MON


新興国など海外不動産への投資熱が高まっている昨今、海外不動産に注目している40代男性も少なくないだろう。ところが、いま逆に日本の不動産市場がアジアの投資家の間で注目の的となっているという。特に台湾の投資家の視線が熱いそう。なぜ国内不動産が台湾で注目され、どんな地域や物件が人気となっているのか、株式会社世界の小林一弘さんに聞いた。

■■今回のアドバイザー
株式会社世界
代表取締役 小林 一弘

大阪市出身。近畿大学理工学部卒業。1997年インターネット広告市場の黎明期に株式会社インターネット広告社を創業・設立。2008年、中国百度の日本法人が設立されたことをきっかけに海外事業化。味噌メーカーや日本人形メーカーの商品を海外販売支援するなどのサービスを開始し、当時ネットを使った海外マーケティングの可能性を再認識した。2011年12月、国内ネット広告専門であった株式会社ネットフロンティアの代表を退任し2012年1月に海外マーケティング専門会社である株式会社世界を設立。海外SEOと海外口コミマーケティング、海外への日本不動産販売支援などを強みに展開中。

■オリンピック効果で不動産の価値も上昇

小林さん「台湾で最もアクセスの多い投資サイト『cnYES』の調査では、2014年に日本不動産を購入した台湾投資家の投資額は約540億円と言われています。これだけ多額の資金が投資されているのには、きちんと理由があります。

現在、台湾の不動産価格が高騰し、台北市内のマンションでは利回りが1~1.5%となっています。そのため、台北での不動産投資でなく、利回りの高い(5~7%)の日本不動産に期待されているのです。また、台湾投資家は中国共産党の政治動向に危機感を持っており、海外への資産分散を積極的に行っています。2020年の東京オリンピックを視野に入れている人も多く、購入するのは円安である現在が良いタイミングというわけです」

■高い人気を誇る東京23区の物件

小林さん「特に人気なのは、東京23区のマンションで高収益率(5~6%)の物件。価格帯は800~1500万円のワンルームで、築20~30年物という条件です。完全投資目的として、25~40歳くらいの若い投資家に好まれています。次に多いのが、都心5区(千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区)の築10年以内、駅から徒歩5分以内で、価格帯は2000~5000万円、収益率(3~4%)という条件の物件です。投資+セカンドハウス目的で購入する人が多く、賃貸がついているときは投資用、空室になったら自分で住むという形を取っています。訪日頻度が高い人ほどこの方法を取っています。

円安やオリンピック前ということを考えると、日本の不動産人気は今がピークかもしれませんが、その後大きく落ちるということもないと思います。というのも、日本不動産を購入する投資家は、親日な方がほとんどだからです。日本の文化や日本人の考え方に憧れて日本の不動産を購入する方は多いです。日本で不動産を持っていることが彼らのステータスの1つになっているため、収益率だけを見ているというわけではないのです」

■風水を甘く見てはいけない

小林さん「台湾では風水上、コンビニが一階にある物件は運気が上昇するということで大変人気です。一方、墓が近くにある物件を購入すると、その人の運気を下げるといわれています。そのため、もし、売ろうとしている物件の近くにお墓がある場合は、台湾への販売を諦めた方が良いと思います。彼らの風水への依存度は日本人の比ではありません。お墓の存在を隠して販売し、あとでわかった場合には必ず大きなトラブルになるので十分注意してください」

■最後にアドバイザーからひと言

「物件の窓からお墓が見えたり、最寄り駅から物件までの間にお墓があっても、台湾の風水的にはNGです!」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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