流行りだけにとらわれると、かえってモテないかも…

「女子が嫌う男の髪型」の深層心理

2015.09.03 THU


adam121 / PIXTA(ピクスタ)
ファッションやヘアスタイルの流行は、時代とともに変化していく。異性にオシャレな印象を持ってもらうためにも、そうした流行にはできるだけ敏感でありたいもの。

しかし、流行だからと取り入れることで、かえって女性からの評判を落としてしまうこともあるという。たとえば以前、左右非対称、つまりアシンメトリーなヘアデザインが流行したことがあった。角度によって見え方が変化し、個性を演出するのだと、筆者も美容師さんからよく勧められた。しかしこの髪型、実は女性から無意識のうちに嫌われる可能性があるという。

「アシンメトリーについてはちょっと注意が必要ですよ。米タフツ大学の心理学者スティーブン・ヤング氏が行った調査では、ある一定数の女性は、アシンメトリーの要素の強いルックスの持ち主に対して、無意識に好感度を下げる傾向があるとの結果が出ているんです」

そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。オシャレのつもりがかえって好感度を下げるようでは本末転倒だが…どういうことだろう?

「ヤング氏が行った調査では、複数の女性被験者に対して、ランダムに男性の写真を次々に見せて、その魅力を採点させるという方法が採られました。その結果を分析したところ、とくに自身の健康面に不安を持っている女性ほど、顔の造作が左右対称でない人や、目や口元が片方だけつり上がっている表情をしている人に、あまりいい印象を持たないことがわかったのです」

ここでいう健康に不安を抱える女性とは、風邪など病気にかかりやすい体質だったり、遺伝的に大病を患う可能性を持つ人などを指しているという。

人は心理的に、左右対称なものに安心感を覚える生き物だと、内藤先生は補足する。逆に、顔の造作や肉体にどこかアンバランスな要素があると、不健康な印象を与えてしまうのだとか。

「健康に自信がない女性というのは、健康な子孫を残すために、健康的な男性に惹かれる傾向がありますから、それがこの調査結果に表れているわけですね」

これは「顔のつくり」だけでなく、表情やファッションにも当てはまる可能性があるという。出会いのチャンスを狭めないためにも、度の過ぎたアシンメトリーをファッションに採り入れるのは、慎重になったほうがよさそうだ。
(友清 哲)

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