威厳のある父より、友達のような父が理想像

親が子に望む資質1位「思いやり」

2015.09.30 WED


わが子に望む資質を二者択一で聞いたところ、「思いやり/負けず嫌い」の項目にもっとも大きな差が見られた。「思いやり」は、幅広い層の親から重要視されているようだ (イラスト/鈴木麻子)
子どもは親の思い通りにならないとはいえ、つい我が子に期待してしまうのが親心。未来のパパたちは、将来の我が子に――そして父親となる自分自身に――どんな理想を思い描いているのだろうか? 未婚の30歳男性200人に調査してみた。(2015年8月、首都圏在住の30歳男性社会人200人を対象にインターネット調査・協力/楽天リサーチ)。

●1)理想の父親像は?
・友達のような父親…58.5%
・威厳がある父親…41.5%

父子の関係も、時代とともに変わるもの。それを反映してか、昔ながらに厳しくしつけるよりも、友達のような関係を築きたいと考える男性が多数派という結果に。

●2)4つのテーマで考える「理想の教育方針」
Q)外で遊ばせる?本を読ませる?
・外でよく遊ばせる…74.3%
・本をよく読ませる…25.7%

Q)自主性に任せる?英才教育を施す?
・自由に伸び伸び育て、本人の自主性に任せる教育…72.5%
・小さい頃から子どもの才能を見出し、伸ばす英才教育…27.5%

Q)色々やらせる?向いている分野を伸ばす?
・向き不向きにかかわらず色んなことを体験させる…62.6%
・なるべく才能がある分野を集中して鍛える…37.4%

Q)まずは日本語?幼いうちからバイリンガル?
・日本語の能力をしっかり身につけさせる…54.4%
・小さい頃からバイリンガルな環境で育てる…45.6%

上の結果は、理想の育て方を2択で選んでもらい、差が大きい順に並べたもの。子どものうちは外でよく遊び、自由に伸び伸びと育てたいという思いが見てとれる。また、今は小学校から外国語活動が必修となっているが、まずは日本語をしっかり身につけさせたいという意見が上回った。

●3)将来こんな子に育ってほしいTOP9
(※複数回答)

1位 思いやりのある子…42.7%
2位 好奇心旺盛な子…32.7%
3位 チャレンジ精神のある子…29.2%
4位 友達に恵まれる子…28.7%
5位 創造力のある子…19.9%
6位 芯の強い子…17.5%
7位 真面目な子…10.5%
8位 たくましい子…9.4%
9位 想像力豊かな子…7.6%
その他…1.8%

子どもの性格については、「思いやりのある子」がもっとも多く、「好奇心」や「チャレンジ精神」といった能動的なキーワードが続く。「思いやりのある子」と「負けず嫌いな子」のどちらを望むかという質問では、前者を選ぶ人が8割に上った。

●4)子どもについてほしい職業ランキング
(全16の選択肢から上位2つを選んでもらい、1位=2pt、2位=1ptとして集計)

1位 医師/83pt
2位 科学者/52pt
3位 プロスポーツ選手/49pt
4位 起業家/46pt
5位 エンジニア/45pt
6位 国際機関の職員や外交官/40pt
7位 教員/36pt
8位 アーティスト(音楽・美術など)/33pt
9位 裁判官・検事・弁護士など法曹/25pt
10位 官僚/22pt
11位 宇宙飛行士/18pt
11位 料理人/18pt
13位 芸能人(俳優、芸人など)/17pt
14位 作家/7pt
15位 政治家/4pt

自分の子どもに就いてほしい職業の1位は「医師」。昔は「末は博士か大臣か」なんて言葉もあったけれど、今の時代、博士はともかく「政治家」は人気がないようだ。

ちなみに、今回のアンケート回答者は7割が会社員だったが、「子どもが自分と同じ職業を希望したらどうする?」と質問したところ、85.4%が「賛成する」と答えている。子どもがどんな進路を選ぶにせよ、親としては自分の仕事を肯定されることが一番うれしいのかも。

(牛心舟生)

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