ダイエットで薄毛に!? 原因は加齢だけじゃない

20代女性も注意! びまん性脱毛症

2015.10.22 THU

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若いからといって侮れない! びまん性脱毛症の悪化を防ぐために、日頃から分け目など髪や地肌の様子には気を配りたい 画像提供:KEI/PIXTA(ピクスタ)
女性の薄毛の原因の約9割以上を占めるといわれる「びまん性脱毛症」。“びまん”とは広範囲にわたるという意味で、髪が抜けたり細くなったりして、全体的に頭髪が薄くなる症状を指します。薄毛と聞くと加齢が原因で、若い女性には関係ない話、と思いがちですが、一概にそうとも言い切れないようです。

では、そもそもなぜ「びまん性脱毛症」になってしまうのでしょうか? 頭皮治療を専門にする、銀座HSクリニックの北嶋渉院長に話を聞きました。

「びまん性脱毛症は、老化や遺伝をはじめストレスや体調不良など、さまざまな理由が引き金となって起きる薄毛症状です。しかし、明確な原因が特定されておらず、特定の特効薬もありません。年代別にみると40~50代の患者さんが中心ですが、20~30代でも悩まれている方が多いですね」(北嶋院長)

とくに不規則な生活で健康状態が悪かったり、手術をするような大きな病気をしたりした後は要注意。なかには、急激なダイエットをした後に薄毛に気づいた20代女性もいるそう。

「無理なダイエットによって頭皮に栄養が行きわたらないことが原因で、びまん性脱毛症になる可能性があります。これが症状の予防に効くという栄養素があるわけではないので、日々バランスのいい食事で栄養を摂ることが一番の対策になるといえます」

栄養状態のいい体があってこその、健康な頭皮と毛髪ということのようです。

ただ、注意しなければいけないのは、この病気の怖いところが症状の初期段階が見た目で判断しにくい点。

「『分け目が目立ってきた』とか、『髪を束ねたときに毛髪の量が減った』と感じたら、すでに進行しているケースがほとんどです。通常、髪の分け目で見える地肌は5mmくらいですが、2cmくらいであればかなり進んでいるといえるでしょう」

早期に医師に相談し、クリニックなどで育毛剤の処方や頭皮・毛髪に効き目がある点滴などの治療を受ければ、3カ月から半年ほどで改善するケースも多いそうです。一方、症状が出始めてから治療するまで時間が経ってしまうと、完治しにくくなり、髪を元の状態まで髪を復活させることは困難になってしまうとか。まだ若いからと安心せずに、髪や頭皮の健康には気を配りたいものです。

(末吉陽子/やじろべえ)

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