コミュニケーション不足も原因に…

産後の性欲低下、女性ホルモンと関係あり?

2016.07.06 WED

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夫婦間でも話しにくい話題かもしれませんが、きちんと伝えることができれば、より夫婦の絆が深まりそうです
出産後にセックスレスになったというカップルの話をよく聞きます。女性からは「まったくそういう気にならない…」という声も。出産すると女性の体質は大きく変わると言われますが、これってひょっとして出産後に女性ホルモンが減っているせい? 池下レディースクリニック吉祥寺の産婦人科医・疋田裕美医師に聞いてみました。

「性欲は女性ホルモンとは直接は関係ないと言われていますが、産後に産生されるプロラクチンというホルモンは性欲を抑えることで知られています。プロラクチンは母乳の分泌を促したり、排卵を抑制するなどの働きをするホルモンです」

授乳期間中は、妊娠を避けるように女性の体はできているということなんですね。また、感情にも大きく左右されるのではないかと疋田先生。

「感情に左右される部分も大きいと思います。赤ちゃんのお世話が大変で、そんな気分になれないというのも大きな理由だと思いますね」

男性でも、仕事のストレスが大きいと、それにより性欲が減退するという話はありますが、女性の場合も、いくらかわいいとはいえ新生児のお世話は大変です。寝不足にもなるので、疲れ果てているお母さんも多いでしょう。

また、セックスにもともと積極的かどうかということも関係あるのではないか、とのこと。その点については、個人差がかなり大きいそうです。

さらに、経膣分娩で会陰切開をし、その傷がまだつれて痛いとか、痛みはなくても開いてしまうのではないかと心配になっているなどの理由で、積極的になれないという女性も多いそうです。

「傷を縫った箇所は、皮膚が硬くなってしまっていることが多いので、セックス前にはやさしくマッサージするといいと思います。また、授乳中はエストロゲンが普段よりもかなり減っているため、セックスの際に潤いにくいということはありますね。そのため前戯をきちんとしないと痛くて『もうしたくない!』と思ってしまう女性もいると思います」

疋田先生いわく「セックスは夫婦間のコミュニケーションの1つ」とのこと。子どもができると日々のお世話に追われ、夫婦間の会話が無くなるとも言われますが、まずは体のことも、精神的なストレスについてもきちんと伝えることでお互いの理解が進み、セックスレス解消につながりそうです。

(相馬由子)

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