40代のアク抜きダイエットテク

40男は対策必須!? シミを発生させる5つの原因

2016.07.29 FRI


加齢とともに目立ってくるシミ。顔だけでなく、腕や手の甲など、目立つ部分にできるとイメージ的にも悪印象なのは男性も同じこと。シミ対策=日焼け対策と考えてしまいがちだが、日々の食事や喫煙、飲酒など生活習慣が「男のシミ」に影響を及ぼすのは知らない人も多いだろう。そこで日焼けも含めたシミができる原因を東京警察病院の形成外科医師の澤田彰史さんに話を聞いた。

■■今回のアドバイザー
東京警察病院
形成外科医師
澤田彰史さん

東京警察病院・形成外科を中心にさまざまな医療機関に従事するほか、アンチエイジングの専門医として、テレビ・ラジオや雑誌などでも活躍。著者に『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)、『はじめてのアンチエイジング』(総合法令出版)など。また“賢くむだなく、シンプル・アンチエイジング”をテーマに、ドクターズコスメやドクターズサプリの企画開発を行うネット直販専門会社『ARGON Co.Ltd』の顧問相談役も務める。

■紫外線とターンオーバーの乱れがシミの主な原因

澤田さん「シミとは、メラニンの固まりが集まって、黒く目立つようになったものです。意外かもしれませんが正常なメラニンには紫外線によるダメージを和らげる作用があります。紫外線を浴びると肌が黒くなるのは、紫外線のダメージから皮膚を守ろうとする“正常な”反応なのです。

ということは、シミを作っているメラニンも皮膚を守っているのかというと、残念ながら違います。シミの原因となるのは『遺伝子のエラー』によってつくられた“異常な”メラニンなのです。

紫外線を浴びると、皮膚のDNAにキズがつきます。少しであれば修復可能ですが、ダメージが蓄積すると修復不可能。そうなったDNAは暴走したように異常なメラニンをたくさん作るようになってしまいます。この異常なメラニンこそがシミです。

さらに、肌の状態もシミの発生に大きく関わっています。皮膚の細胞は常に分裂を繰り返しながら生まれ変わっており、これをターンオーバー(新陳代謝)と言います。これが遅くなると排出されるべきメラニンが皮膚にたまりやすくなるので、シミが増える原因となります。つまりターンオーバーが遅くなることでシミができやすくなります。人間は年齢とともに皮膚のターンオーバーが遅くなっていきますので、そのぶんシミも増えやすくなるのです」

■40男がシミをつくる5つの原因

澤田さん「ターンオーバーの乱れも含めると、紫外線だけではなく日頃から多くのことがシミの原因になり得えます。特に40代男性に多い原因は下記の5つです。

(1)日焼け(紫外線)
シミができる原因で1番大きいのは、やはり日焼け(紫外線)でしょう。肌の老化のスピードの8割は紫外線を浴びた量で決まると言われています。DNAに修復不可能なダメージが蓄積されるまで30~40年かかりますので、40代の男性は、今後の対策でシミの発生を防ぐことが非常に重要になってきます。

(2)間違ったスキンケア
洗顔時に顔をゴシゴシこすってしまうと肌のターンオーバーが早まってしまいます。また、レモンやキュウリのパックは絶対してはいけません。これらに含まれる『ソレラン』という成分は、紫外線のダメージを増幅させてしまい、逆にシミができやすくなるため絶対にしてはいけません」

(3)睡眠不足
肌のターンオーバーは“成長ホルモン”によってもコントロールされています。成長ホルモンは夜中の寝ているあいだに多く分泌されるので、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりするとターンオーバーが滞りシミの原因となるでしょう。

(4)タバコ
タバコは紫外線によるダメージを除去効果があるビタミンCを破壊するため、シミができやすくなってしまいます。さらに、タバコは“活性酸素”を大量に発生させます。本来は細菌やウイルスから細胞を守る働きのある活性酸素ですが、増えすぎると細胞にダメージを与え、老化を進行させます。

(5)ストレス
人間はストレスを感じると『活性酸素』が発生します。前述のタバコと同様、活性酸素が増えてくると皮膚の細胞にダメージを与え、シミなどの老化現象を進行させる原因になります。ストレスが直接シミの原因となるわけではありませんが、アンチエイジングには決してよくありません」

■ビタミンCを摂取する“体内からのUV”ケアが効果的

澤田さん「日焼け止めでUVカットを行うのはもちろん、食事から抗酸化成分を摂取する“体内からのUVケア”を行うこともシミ対策としては重要です。抗酸化成分はいろいろありますが、いちばん重要なのはビタミンC。活性酸素を少なくするだけでなく、紫外線に傷つけられた肌のDNAを回復させる効果もあります。そのビタミンCの働きを助けるのがビタミンE、ビタミンBです。さらに、トマトに含まれているリコピン、ほうれん草のルテイン、大豆のイソフラボン、赤ワインのポリフェノール、カレーやウコンのクルクミン、いわしのDHA(ドコサヘンサエキ酸)、鮭のアスタキサンチンなどもシミ対策に効果があると言われている抗酸化成分です。

日焼け止めも大切ですが、普段の食事からこれらの抗酸化成分を摂取する体内からのUVケアも行いましょう。食事が不規則で栄養が偏りがちな方は、サプリメントを活用するのもオススメです」

■最後にアドバイザーからひと言

「季節、天気を問わず、1年中UVケアは必要です。そして、日焼け止めなどの外側からのスキンケアだけではなく、食事も含めた体の中からのケアも忘れないようにしましょう。体内からのUVケアを行なうことは、見た目とともに内臓のアンチエイジングにもつながります。今からでも遅くはありません。10年経っても、今と見た目が大して変化していない自分をめざしましょう」

記事提供 / 素晴らしきオトナたちへ。モテるオトナの悦びを。[editeur エディトゥール]

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