どうすれば若々しい手をキープできるの?

年齢が出がちな「手荒れ」は“予防がすべて”!?

2016.08.11 THU

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「顔につけたあと残ったローションやクリームを、手にのばす習慣をつけるだけでも変わる」と高瀬先生。小さな習慣の積み重ねも大切です
画像提供/kou / PIXTA(ピクスタ)
「手を見れば、その人の年齢がわかる」という言葉を聞いたことはありませんか? 顔の肌ケアやメイクを頑張ることで若々しい印象を与えることはできても、手のケアを怠るとだんだんハリとツヤを失い、血管が浮き出てシワっぽくなってしまうことも…。すでに気になってきた人も、これから気をつけたい人も知っておきたいハンドケアについて、美容皮膚科・ウォブクリニック中目黒の高瀬聡子先生に聞きました! 先生、なぜ手は年齢が表れやすいのですか?

「手は、顔と同じくらい露出の大きいパーツです。それなのに、普段から顔のケアと同様のケアをしている人は少ないため、加齢や乾燥による肌荒れやカサつきが出やすいんです。私はこれまで、何千人もの手荒れの患者さんを見てきましたが、一度深刻な手荒れになったら、まず治りません。手が荒れてヒビ割れたり、角質が分厚くなったりしてしまうと、どんなに後からケアしても、普段の生活を送りながら完全に治すことは難しいのです。手は『予防がすべて』と覚えておいてください」

生活するなかで、入浴や洗顔、食器洗いや洗濯など、どうしても手が水に触れる機会は多い。それが頻繁であればあるほど、皮脂が洗い流されて乾燥が進み、老化が進むという。

「顔ももちろんですが、手も乾燥することに対して恐怖心を持ち、防御する習慣を持ったほうがよいと思います。そのために、もっとも大切なのは保湿! 乾いたときは必ずハンドクリームで油分を補うようにしましょう。クリームは少し値が張りますが、セラミド配合のものがベスト。またはワセリンもよいでしょう。尿素入りのクリームも多いですが、手荒れで角質が厚くなってしまった場合のみ有効に働くものなので、そこまで手荒れがひどくないうちは尿素にこだわる必要はありません」

また、水仕事をするときは手袋をしたほうがよい、とも高瀬先生は言います。

「最近は使い捨てできる、安いゴム手袋もありますので、とくに洗剤を使う水仕事のときは手袋をはめる習慣をつけるとよいでしょう。使いまわしてもよいのですが、どんなに乾かしても内側に雑菌が残り、においもついてしまうので、使い捨ての手袋が安心です」

ちなみに、そこまで乾燥による手荒れはしていないけれど、加齢によって手の血管が浮き出てしまい、老けた印象になっている場合はどうすれば?

「手が細い人は、血管が浮き出てしまいがち。加齢によって血管壁が硬くなり、静脈の血液循環が悪くなることが主な原因です。静脈血が押し戻されずに末端である手に溜まってしまい、それが青白く浮き出てしまいます。軽く揉んでマッサージするのも効果的ですが、両手を上げてしばらくバンザイするだけでも、静脈血が腕に向けて戻っていくサポートになるので、血管の浮きが治まります。撮影前に行うモデルさんも多いんですよ」

血管が浮き出ていることがコンプレックスになるほど悩んだ場合は、クリニックでヒアルロン酸を注入する施術をおこなうと、ふっくらとハリのある手に見せることもできるそう。

まずは日々の保湿ケアを重ね、血管が気になるときは両手バンザイをおこなうことで、少しずつ「手の加齢」を防ぐ努力をしていきましょう!
(富永明子)

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