パーツによって「プツプツ」肌荒れの種類は違う!?

二の腕、背中、太もも裏!3大肌荒れパーツのケア方法

2016.09.02 FRI

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「遺伝的に、角質が溜まりやすい体質の方がいる」と高瀬先生。肌トラブルが多い場合は、日々のこまめなケアを継続することがなによりも大切だそう
画像提供/kou_PIXTAピクスタ
肌の露出が増え、冬には気づかなかった部分の肌荒れが気になったものの、夏の間に解消できなかった…と思っている人は多いのでは? とくに二の腕、背中、脚は露出した途端「ほかの人はこんなところにプツプツはなさそうだけど、私だけ?」と気になる箇所。美容皮膚科・ウォブクリニック中目黒の高瀬聡子先生によると「二の腕と背中、そして太ももの裏側は、肌荒れで悩む人の多い箇所ですが、それぞれ原因が異なります」とのこと。二の腕のプツプツは肥満や栄養不足が原因という噂もありますが、実際はどうなのでしょうか!? まずはその原因を教えてください!

「二の腕のポツポツとした肌荒れは『毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)』という疾患です。遺伝によるそもそもの体質もあると言われていますが、角質が溜まって毛穴に詰まることで起こる角質肥厚が主な原因。また、ビタミンA不足も原因のひとつです。内側からの根本的な対策としては、ビタミンAやβカロテン(体内でビタミンAに変換される)を含む食材の摂取を。ビタミンAはレバーや卵などに、カロテンはにんじんやトマトなどに含まれています。そのうえで、外側からは角質ケアをおこないましょう。尿素入りのクリーム、サルチル酸の入ったワセリンや軟膏、AHAの配合されたピーリング用の石けんなどを使い、日常的にケアをしてください」

栄養不足が原因というのはあながちウソではないようですが、改善には角質ケアも必須のようです。二の腕の疾患で相談に来る人は、10代前半から50代までと幅広いそう! では、背中のプツプツにはどんな原因が?

「二の腕とは異なり、背中のプツプツはニキビです。背中は、顔のTゾーンと同様で、ある程度まで年齢を重ねても、皮脂分泌量の下がらないパーツ。そのため、顔同様にきちんとケアをしないと、吹出物ができやすい箇所なのです。そのため、背中ニキビができたときは、顔と同じような角質ケアが必要です。具体的にはまずピーリングで余分な角質を取り除き、そこで失った皮脂を補うために保湿します。ボディ用の乳液やクリームで問題ありませんが、顔用のニキビ治療薬を塗ってケアしている方もいますよ」

なお、手が届きにくい箇所なので、ボディソープの洗い残しが原因のこともあるそうです。では最後に、太ももの裏側にプツプツがある原因は?

「お尻の下、太ももの裏側にできるポツポツは『毛嚢炎(もうのうえん)』という疾病です。毛根の周りに細菌が入ることで起こる炎症で、座ることで摩擦が起こるために炎症が悪化しやすいのが特徴です。これも二の腕同様に、ピーリングによる角質ケアとクリームでのケアが必要です。赤く炎症が起きた場合は、抗炎症作用のクリームを使用してください。皮膚科やクリニックで処方できます。また、デスクワークが長い方ほど治りにくいので、悪化していなくても普段から丁寧にケアをするようにしましょう」

クリニックに来院する患者さんの多くが「二の腕、背中、太ももの裏側の肌荒れは治らないもの」と諦めている人が多いそう。でも「きちんとケアをすれば、改善は見込めますが、継続的なケアをしないとすぐに戻ってしまうので、日々のお手入れを習慣化してくださいね」と高瀬先生。まだまだ暑い時期は続きます…気になる人は、今のうちにお手入れ習慣を身につけましょう!
(富永明子)

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