歯磨きと合わせて、舌も磨いたほうがいいって聞くけど…

舌ケアで口臭を予防できるって本当?

2016.09.21 WED

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自分の舌を見る習慣は無い人が多いと思いますが、時には意識して見るようにしましょう
画像提供/Yayimages / PIXTA
誰もがなければいいと願う口臭。歯を磨く時に舌も磨いたほうがいいとか、舌の汚れを落とせば口臭を予防できるなど、口臭と舌ケアの関係について聞いたことはありませんか? その噂の真偽を池袋かおりクリニックの歯科医・今野香織医師に聞いてきました。

「舌の汚れ、つまり舌の上が白くなる舌苔(ぜったい)が表面に多くついている場合、それが口臭の原因になります。舌苔とは、食べ物のカスが舌の表面の凹凸にひっかかって、汚れとなって残ったもの。しかし若い方の場合は、さらさらした唾液がたくさん出ているため、その唾液で汚れは流されてしまうので、口臭の原因になるほど舌苔がついている人はあまり多くないと思います。舌苔のほかにも原因は考えられます」

今野先生によると、磨き残した食べ物のかすが腐敗して出す臭いや歯槽膿漏、歯の根に膿が溜まる歯根嚢胞なども口臭の原因になることがあるとか。胃が悪いなど内科的な原因がある人もいるそうです。

また、舌苔は、唾液の量が減り口の中が乾燥しやすい高齢者に多いようですが、若い人でも、寝ている時に口を開いているなどの理由から、口の中が乾燥しがちな人は舌苔がつきやすいそう。舌の凹凸の程度によっても、つきやすさは違うのだとか。

「そもそも口臭の原因は様々ですし、つきかたも個人差があるため、舌の汚れを落とすケアを行う必要性や頻度は、人によって違います。鏡を見て、舌の白さがいつもより気になった時に行えばいいでしょう」

いざケアをするときも注意が必要です。歯ブラシで行うと傷をつけることがあるため、舌専用のブラシや舌の汚れを落とすためのスクレイパーを使ったほうがいいそう。

時には歯磨きの後に、自分の舌の状態をチェックしてみましょう。

(相馬由子)

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