嫌がっても続けさせるべき?

子供に適しているのは?人生最初の「習い事」の選び方

2016.10.26 WED

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幼児期は子どもが興味をいたきそうな習い事を親が見極めるのが大事なのだとか
しげぱぱ / PIXTA(ピクスタ)
子どもの能力を伸ばし、成長を促す習い事。運動系から学び系までジャンルもさまざまです。それだけに、本当に子どもに合った習い事を見つけるのは難しいもの。小さい頃、嫌いな習い事にいやいや通っていた記憶がある…という人もいるのでは? そんな人はとくに、自分が親になった時、子どものためにどんな習い事を選ぶべきか頭を悩ませてしまいそうです。

それでは、幼児期における習い事はどのように選んだらいいのでしょうか。ベネッセ教育総合研究所・次世代育成研究室研究員の持田聖子さんに伺いました。

持田さんによると、幼児期は、その習い事が本人に“向いているかどうか”はあまり考えなくていいようです。

「小学生くらいになれば、“よきライバル”のような存在に引っ張られ、『あの子が頑張るから自分も』という意識が芽生えますが、幼児期の子どもはそこまで考えられない。そのため、幼児の習い事は“楽しんでできているかどうか”を重視して選んであげるのが良いでしょう」

そのうえで、“人生最初の習い事”は親子で楽しめるようなものが望ましいのだとか。

「乳幼児期にかけては、親との愛着関係をしっかり作っていくことが重要。子どもが成長していくにあたって、親子で触れ合いながらコミュニケーションをとり、良い親子体験を重ねることは、人生の基礎を築く大事な作業になります。そのため、曲に合わせて遊んだり体操をしたりするリトミックや、スイミング教室などで、幼児向けには、親子で通える場合もあります。」

その後、子どもが3歳くらいになり意思を持ち始めたら、ある程度子どもの志向に合わせて習い事を選ぶことも大切だといいます。

「発達段階的に、幼児期の子どもたちにとっては“今”がすべてです。まだ先のことは考えられず、『将来ためになる』という親の考えを理解することは難しいわけです。そのため、まずは子どもが楽しめるかどうか、そして夢中になっているかといった志向を見極めたうえで習い事を選んであげるといいと思います。もし、親がしっかりとした意思を持っているのであれば、子どもに熱意を伝えることもありかもしれません。それでも子ども自身が嫌だというのであれば、無理に続けてもおそらく効果は薄いでしょう」

たとえばオリンピックに出場しているアスリートなどは、子どもの頃から夢中になっていたケース、親が習い事を手厚くサポートしていたケースが多く見受けられます。

ただ、とくに運動系の習い事では、本格的に習わせ続けるべきかどうか第三者の意見を取り入れることも大切、と持田さん。

「小学校に上がるまでは、大会はもとより選手育成コースを設けている習い事というのはほとんどありません。子どもが習い事に興味を持って打ち込んでいたら、第三者の客観的な視点から、その習い事を極められるだけの素質があるかどうかのアドバイスをもらうことも大切です。それを踏まえて、親として習い事にかける熱量のバランスをとってみるのもいいかもしれません」

最終的に続くかどうかは本人次第。とはいえ、特に幼児期には、子どもに合った習い事を親が一緒に見つけてあげることが重要なようです。

(末吉陽子/やじろべえ)

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