大人の口の中には約700種類の菌が…

キスをすると虫歯がうつるって本当?

2016.10.28 FRI

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口臭予防にもなるので、相手へのエチケットとしても、歯磨きを習慣化することを心がけたいですね
写真:tomos/PIXTA(ピクスタ)
唾液を介して、人から人へ感染するという「虫歯菌」。最近では、虫歯菌がうつることを懸念し、子どもとは食器を共有しなかったり、口にキスをしなかったりする親が増えています。そこで気になったのが大人同士でもうつるのかということ。キスをした時に、恋人から虫歯をうつされたらショック! というわけで、その真偽を、池袋かおり歯科クリニックの歯科医・今野香織医師に聞きました。

「もちろん大人同士でも唾液を介して虫歯菌はうつります。ただ、恋人とキスをしたからといって、それだけで虫歯になりません。虫歯になる条件は菌があるかどうかだけでなく、歯の質や唾液の量、普段食べる物の種類などによって変わります」

大人になると、虫歯菌を含めて平均700種類ほどの菌が口の中には存在しているそうですが、その菌がバランスよく存在している限りは、虫歯にはならないとか。口の中の細菌をバランスよく保つには、虫歯菌を増殖させないことが大切だそうです。

「食べ物のカスが歯の間に残っていると、それに含まれている糖質を餌として虫歯菌が増えます。それらの菌が作り出す酸によって歯が溶けるのが虫歯です。そうならないためには、食事をしたらすぐに歯を磨いて、虫歯菌の餌となる食べ物のカスを除去してしまうことが大切です」

特に、甘いものや炭水化物には虫歯菌の餌となる糖質が多く含まれているので、食べた後には念入りに歯磨きをしましょう。

さらに、虫歯のなりやすさは、唾液の質によっても違ってくるそうです。

「唾液が多いと、食後に酸性に傾いた口腔内を中和してくれます。特にサラサラした唾液だと、歯の間についた食べ物のカスを流してくれる作用もあるので虫歯になりにくいのです」

唾液がたくさん出るようになるためには、なるべく糖分が少なめの水分を多く摂取するなどして、口の中を乾燥させないことが大事だそう。

なにはともあれ、虫歯予防でいちばん大切なのは「食べたらすぐ歯磨き」と今野先生。デート前に限らず、しっかり歯磨きをする習慣を身につけましょう。

(相馬由子)

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