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夫婦の形 卒婚・家庭内別居・熟年離婚の違いとは?

2016.11.22 TUE


近年の夫婦のあり方として「卒婚」というものがあります。新たな夫婦の価値観で、前向きな夫婦関係とされる卒婚とは、どのような関係性をいうのでしょうか? また、家庭内別居や熟年離婚とはどう違うのか調べました。

お互いのやりたかった事を叶えるための「卒婚」
卒婚とは、「結婚を卒業する」という意味。結婚はしたまま、夫婦それぞれが自分の人生を楽しむという前向きな考え方です。「子どもが成人したら、夫婦別々にやりたい事をしたい」、「夫は好きだけど、それぞれ違った夢があるなら別々に歩みたい」、「夫は都会に住んでいたいが、私は田舎に戻りたいので卒婚する」など、夫婦仲は決して悪くないものの、それぞれの考えを尊重した結果、卒婚に至るというケースが多い様子。別居を選択する夫婦もいれば、同居をしながら、卒婚のスタイルを選択する夫婦もいるのだとか。

卒婚と家庭内別居の違いは?
家庭内別居は、性格の不一致や毎日のように起こる夫婦喧嘩、結婚生活をしていううちに相手に幻滅するなど、「この人といても幸せになれない」と感じ、離婚したい。しかし、子どもがまだ小さかったり、思春期真っ只中だったりする場合や、離婚をすると経済的に不安定になる事に不安を感じ、やはり離婚に踏み切れない夫婦がとることが多い選択肢。

家庭内別居をする夫婦の特徴は、卒婚夫婦と違い、お互いの顔を見るのも嫌、相手の事が嫌いになり、配偶者と思いたくないといった、マイナスの要素が多分に含まれているということ。寝室を分ける、食事以外は顔を合わさないなど、夫婦が極力干渉しないようにする事で、ストレスを緩和することが狙いのようです。

熟年離婚…最近は夫から離婚を切り出すケースも
熟年離婚をする夫婦は、子どもが成人し、自立した後に、長年積もりに積もったお互いの不満が爆発するケースや、定年を迎えた夫が、自堕落な生活を送り、妻が夫の身の回りの世話をする状況に嫌気が差して、夫とは別の人生を送りたいと思い離婚するといったケースが多いよう。

老後といっても人生はまだ長いので、新たな人生を歩みたい妻が夫に離婚をつきつける場合がほとんどでしたが、近年では「専業主婦の妻が、子どもが自立したのにパートにも出ず、何から何まで夫任せで嫌気が差した」などの理由で、夫から妻に対して離婚を切り出すことも増えているのだとか。

卒婚・家庭内別居・熟年離婚。それぞれ別々の人生を歩むためにとる選択肢ですが、上述のように、中身は大きく違うようです。卒婚という新たな概念ができたものの、やはり夫婦はいつまでも仲睦まじく暮らしていくことがいいのかもしれません。
(文・山本健太郎/考務店)


記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』

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