ランチは「一人で食べている派」多数なるも…

一人で?みんなで?20代と40代のランチ事情「理想と現実」

2017.01.20 FRI

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お腹の具合が悪いから!と同僚のランチ集団から抜けたのに、牛丼屋から出てきた瞬間を見られたときの気まずい空気。“懐具合”によって一人ランチを余儀なくされたときの悲しいあるある
画像:xiangtao/PIXTA
午前の仕事を終え、ほっと一息のお昼休憩。オフィス街の飲食店では、一人で黙々とランチを食べる姿もあれば、みなでわいわいと過ごしている姿の両方が見られる。それぞれが胃袋と心を満たしているようだが…。

ところで、若い世代は「集団でいることよりも、個人でいることを好む傾向が強い」という話をよく聞く。では、平日のランチにおいてそれはあてはまるのだろうか? 20代と40代の独身男性会社員300人(20代100人、40代200人)にこちらのような質問をしてみた。

〈あなたは現在の職場で、日常的に同僚とランチを食べていますか?〉


(R25調べ。協力/アイリサーチ)
【20代】
「一人で食べている」派 49.0%
「誰かと一緒に食べている」派 38.0%
「ランチがない/ランチは食べない」派 13.0%

【40代】
「一人で食べている」派 56.5%
「誰かと一緒に食べている」派 29.0%
「ランチがない/ランチは食べない」派 14.5%

どちらの世代でも「一人で食べている」派が多数。世代ごとに見ると、40代がよりその傾向が高いことがわかる。しかし、周囲との同調を求められがちな日本社会では、これが本人の思いと合致していない可能性もある。そこで、次のような質問もしてみた。

〈実際のところ、あなたはランチを一人で食べるのと複数人で食べるのはどちらが良い?〉


(上記設問で「ランチがない/ランチは食べない」の回答者は除外)

【20代】
「一人ランチの方がよい」派 64.4%
「複数人でランチの方がよい」派 35.6%

【40代】
「一人ランチの方がよい」派 71.9%
「複数人でランチの方がよい」派 28.1%

同じように「一人ランチ」が多数派であり、本人の思いと合致した理想の状況にある人が多いと言えそう。

なお「現実」を聞いたのが一つ目の質問であるのに対し、こちらの質問は「理想」を聞いた形。つまり冒頭の疑問に対する答えは「ことランチについては、若い世代の方が大勢で過ごすことを好む」という、予想に反するものとなった。

では、次にそれぞれの意見を見てみよう。

■「一人ランチの方がよい」派の意見
「一人の方が気楽なので」(28歳)、「プライベートは個人の時間を大切にしたい」(25歳)、「食事中は食べることに集中したいので、話かけられないように一人で食べたい」(42歳)など「気楽」であることを理由とした意見が目立つ。

次に目立ったのが、「好きな店で好きなものを食べれるし、スマホをいじってても良いから」(24歳)、「限られた休憩時間で、お互いのスピードを合わせるのはめんどくさい」(26歳)、「早く食べおわって、残りの休憩時間をゆっくりすごしたい」(44歳)、など「自分のペースで行動できる」という意見。

その他、「食べているところを、他人に見られるのは好きではない」(44歳)といった「複数人のランチ全否定」の意見も気になるところ。では、その「複数人で食べたい」と思う方たちの意見も見てみよう。

■「複数人でランチの方がよい」派の意見
こちらで目立ったのは「一人だと不安」(28歳)、「ボッチは嫌だ」(24歳)、「にぎやかな方が良い」(48歳)など、「(一人よりも)楽しい」ことを理由とした意見。

さらに「食事中なら気軽にいろいろ話しやすい」(27歳)、「しごとの打ち合わせも兼ねられる」(48歳)といった「コミュニケーション面でのメリット」を挙げた意見も目立った。また「一人だと食べ過ぎてしまう」(45歳)などのユニーク(?)な意見も面白い。

■まとめ
どちらの世代でもランチは一人で食べている人が多く、それは理想にかなっている状態。また、その傾向は20代よりも40代の方が強い、ということがわかった。もっとも、これは1970年代生まれと1990年代生まれの「世代」としての傾向なのか、それとも20代、40代の「年齢」としての傾向なのかは不明。

すでに20代を経験し、かつ40代の気持ちにも近づきつつある30代の読者なら、そのあたりの客観的な予想を立ててみてはいかがだろうか。また、このデータに“ひっかかった”20代、40代の方は身近な30代に意見を求めてもいいかも。
(のび@びた)

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