神戸・新潟は他人事ではない!

震災被害のセーフティネット地震保険ってどうなってるの?

2004.12.09 THU

阪神淡路大震災の記憶が薄れかけたころに発生した新潟県中越地震。先月は北海道も揺れた。筆者も日本が地震国であることを再認識。全国どこで地震が起きても不思議ではないのだ。同様の人が多いのか、最近保険についての問い合わせが増えているという。

ご存知ない方もいるかもしれないが、火災保険では地震による火災や建物の倒壊は補償されない。地震保険に加入することが必要だが、地震保険について詳しいことを知っている人は少ないだろう。そこで知って安心な地震保険講座。

1.地震保険は法律に基づいて政府と民間の損害保険会社が共同で運営している制度なので、会社が違っても中身は同じ。

2.地震保険は単独で加入できない。火災保険とのセット契約になる。

3.内容は、地震による火災・倒壊・津波被害による建物と家財の補償。被害の程度により全損・半損・一部損に分けて査定され、それぞれ契約金額の100%、50%、5%の保険金が支払われる。なお、家財には、自動車や1個の価格が30万円を超える貴金属類は含まれない。

4.契約金額は、火災保険の30~50%に相当する額の範囲内。ただし、建物5000万円、家財1000万円が上限になる。

ここまでが基本だが、びっくりするのは住んでいる地域や建物の種類によって保険料に差が出ること。たとえば、契約金額100万円の場合、鉄筋コンクリートや鉄骨造の1等地では年間500円なのに、木造の4等地では3550円。上下でじつに7倍もの差があるのだ。1等地は北海道や沖縄など11県、2等地は新潟など20県、3等地は兵庫など13県、4等地は東京都、神奈川県、静岡県。東海地震を想定しているのだろうが、実際に被害が出たのが優良とされている地域で4等地が無災害なのは皮肉なところだ。なお、昭和56年6月1日以降に新築された建物は、10%の割引を受けることができるという。家を買うときには地震保険についても要チェック。

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