検査結果がでるまでたったの30分

HIV「即日検査」に20代受検者が殺到中!

2005.03.10 THU

HIV即日検査に若者の受検者が殺到!――最近こんなニュースをよく耳にする。この即日検査というのは、HIV(エイズウイルス)に感染してるかどうかが約30分でわかる迅速検査のこと(通常は1週間かかる)。実はいまHIV患者や感染者は過去最悪のペースで増え続けていて、そのため厚生労働省が都内1カ所を含めた全国14カ所の保健所で即日検査を実験的に導入。すると各地から20代の男女が殺到し、保健所側が悲鳴を上げているというのだ。なかでも都内で唯一実施している江戸川保健所は、30分どころか3時間待ちも珍しくないという。

確かにこの時代、もはやHIV感染は人ごとではない。そこで即日検査を受けてみようと思って江戸川保健所に行ってみると、なんとここは2週間に1度しか即日検査を実施していなかったのだ。そりゃ混むはずだよ、と思いつつ調べてみたら、江戸川保健所以外にも都内の3つの病院で即日検査を行っていることが判明(ただし費用として約5000円かかる。保健所は無料)。で、受けてきましたよ、即日検査。

驚いたのは、受付が20代の男女でいっぱいだったという以上に、検査が本当に簡単迅速だったこと。全体の流れはこんな感じだ。まず問診票に記入し、診察室に行って簡単なプレカウンセリングを受け、5mgほど採血。あとは結果がでるまで待つだけ。これで終わりなのだ。もっとも多少身に覚えのある人は、この間にかなりのドキドキ感を味わうことになる。そして「絶対に大丈夫。いや、もしかしたら…」と悶々とすること約15分、もう一度呼ばれ、医師から「陰性です」とあっさり結果を告げられて検査は終了。ちなみにこの時、医療機関であればHIV検査を受けた証しとして必ず証明書や結果報告書を発行してくれる。

ただ問題は、保健所以外は5000円かかること。保健所は全国127カ所あるのに即日検査はわずか14カ所。HIV感染拡大防止には早期発見が不可欠なのに、いくら何でも少なすぎるのでは!?

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