ホントのところ、どこまで美味?

“生”と“素朴”がブーム!?食材事情をひもといてみました

2005.03.10 THU

贅を凝らしたフレンチもおいしいけれど、採れたてのトマトをかじるのも格別なわけで。そう! ナマこそ男子の本懐…いえ、およそ食品に関するかぎり、素材が持つ“生感”はやはり大事ではあります。実際、巷では“生”と付く食材が注目されることしきり。

たとえば、空前の讃岐うどんブームで注目を集めた生醤油。大豆、小麦、自然塩、水のほかに添加物は一切使用せず、乳酸菌、酵母菌が生きたままの素材本来の味がブームに一役買ったのは記憶に新しいことでしょう。あるいは、かの『ブルータス』誌のお取り寄せ特集・珍味部門で1位に輝いた「生からすみ」。早い話がボラの卵の干し物も、最近はワンランク上(死語)のボラの卵の塩辛状のものが人気らしく。

はたまた先月のバレンタイン・デーには、「このチョコレート、生カカオの味が活きてるのよ!(=だからお返しもそれなりのものでよろしくね)」なんてギフトをいただいた方もおられるかと。チョコレートの原料であるカカオの精製段階で、主成分のカテキン類やロイコシアニジンをできるだけ温存した、この生カカオを使用して作られるスイーツがもてはやされているわけです。

やはり生は違うね!と思ってしまいがちですが、実はこれら、「生」といっても加工されているものばかり。そう、ホントのところは“素材そのままの味を活かした食材”が正解。飽食のこの時代、素がよければすべて良し、という次第であります。

そこでフト考えてみたのはペットボトルのお茶。濃いのあり、渋いのあり、それぞれ味はあるけれど、作り込んだお茶を飲みすぎて緑茶本来の味ってどんなんだったっけ?って思いません? 素材そのものの、素朴なお茶本来のおいしさにこだわって作られた『一(はじめ)』は、茶園農家の方々が飲みたる茶の如し、との噂です。

コンビニ弁当の友も素が大事なのかよ~!! と嘆いてないで、アナタも素を磨いてみる?

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