震災時の帰宅を支援するマップが登場

平日の昼に地震が起きたらあなたは家まで歩いて帰れる?

2005.08.25 THU

グラグラっ! 先月23日に千葉県を中心に大きな地震があったと思えば、今月16日には宮城県沖でも地震が発生、都心部も大きく揺れた。幸いなことに深刻な被害は少なかったみたいだけど、交通機関が大混乱。もっと大きな地震で、しかもウイークデイだったら…、と憂慮した人も多いのでは?

東京で大地震が起こったとして、意外と盲点になっているのが、帰宅の問題だ。電車が止まり、道路も封鎖されたら、歩いて帰るしかない。もし、昼の12時に直下型地震が発生したら、都内で約390万人も帰宅困難者が発生するとか。でも、歩いて帰れるかなぁ。かなり不安…。

そこでご紹介したいのが、『震災時 帰宅支援マップ 首都圏版』(昭文社)だ。これはタイトルから分かるように、震災時に歩いて家まで帰るために作られた専用の地図。でも、普通の地図じゃあダメなのだろうか?

「家屋の倒壊など、自宅までの道のりには危険がいっぱいです。都内には震災時の緊急輸送路として、16本の幹線道路が帰宅支援対象道路に選定されています。この道はいち早く瓦礫などの撤去が行われるだけでなく、周囲に水などを提供してくれる帰宅支援ステーションがあるんです。ですから、本書を頼りに帰宅支援対象道路を使って帰宅すべきですね」(昭文社・担当者)

電車で1時間近くかけて通勤している人も多いはず。となると、徒歩で2~3日はかかることになる。その場合にはぜひとも帰宅支援ステーションのお世話になりたいところだ。

本書では、そんな帰宅支援ステーションの場所を地図上に表示しているだけでなく、ほかにも様々な工夫を凝らしている。例えば、地図は上が必ず郊外、下が都心方向を向くようになっていて、上を目指せば常に郊外に行けるようになっているのだ。

備えあれば憂いなし。これを機に、勤務中の防災対策について改めて考えてみては?

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