男だって泣けばいいじゃない

たまには週末に号泣してストレスを発散してみては?

2006.02.23 THU

男が涙を見せていいのはなぁ、人生で3回だけだ。1回目は生まれたとき。2回目は親が死んだとき。そして3回目は伴侶を亡くしたときなんだよぉ」

そんなふうに考えられていたのはいまや昔のことのようで、最近は「週末号泣」とやらが流行っている。週末になると感動系の映画や本をごっそり買い込み、家でそれを見ながら号泣するのだ。そうやってストレスを解消する人が、男女を問わず、増えているとか。つまり人生で3回どころか、週末が来るたびに泣いている男がいるわけだ。でも、男もずいぶん軟弱になったものだと、嘆くのは待ってほしい。これが意外と効果的だとか。

「悲しいストーリーのテレビドラマを見てもらい、ストレス度合いを測定したら、涙が出たときにストレスが解消されることがわかりました。逆に涙をこらえてくださいと指示すると、ストレスが溜まるという結果が出たんです。だから、涙を流すという行為には、ストレスを解消する効果があります。ちなみに『悲しいから涙が出るのではなく、涙が出るから悲しい』のではないかと考える説もあるんですよ」(脳機能研究所・荒賀さん)

どんなメカニズムで脳がリラックスするのか、全容が解明されているわけではないが、実験でそういうデータが得られるそう。

さらに東京大学大学院の東原和成助教授が、マウスのオスの涙から性フェロモンを見つけたという研究結果を発表している。

「あくまでマウスのオスの話で、人間の涙に同様なフェロモンは見つかっていません。もちろんそれは進化の過程でなくなってしまっただけで、人が頬をくっつけて挨拶するのはその名残だ、などと推論することも可能ではありますが…」(東原助教授)

 たかが涙、されど涙。涙には解明されていない不思議な力が宿っているのかも。よし、オレも週末号泣してみるか。その前に仕事が溜まっているから、本気の涙が出そうだけど…。ぐすん。

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