女性だけの病気かと思っていませんか?

男性にも乳がんがあった!女性とは違う早期発見法とは?

2007.02.15 THU

乳がんといえば、女性だけの病気というイメージがありませんか? 男性読者は「僕らには関係ないや」と、乳がんの詳しい知識を持っている人は、そう多くないはず。

そもそも、乳がんとは乳房の中の母乳を作るところや母乳を乳首まで運ぶ管から発生する悪性腫瘍のこと。その乳がんの中でも、特殊な「男子乳がん」というものが存在するのです。

これは正しい知識を持たなくては! 乳癌学会認定専門医であり、新宿ブレストセンターの院長、日馬幹弘さんにお話を伺ってみました。

「そもそも、男性の乳房には乳汁を作る器官がなく、乳腺の末端は閉じています。そのため、男子乳がんの発生頻度は極めて低く、乳がん全体の約1%となっています。男性では50歳~60歳の方に多い病気ですが、21歳で乳がんに冒された例もあります。若いからといって『ない』とは言いきれないのです」

なるほど~。若くても乳がんになる可能性があるということは、R25読者にも関係のない話ではありませんね。ここで気になるのは早期発見の方法です。

「女性の場合は、乳房全体のどこかにしこりを感じたら、とりあえず専門医に見せた方がいいのですが、男性は乳輪の周りだけをチェックすれば大丈夫です。男子乳がんは乳輪付近だけにしこりができます。つまり、男性は乳がんで乳房全体にしこりが出るわけではありません。ここで注意するポイントがあります。男性には『女性化乳房症』という病気があり、乳がんと似たようなしこりができるのです。これを乳がんと勘違いする方も多いんです。とりあえず、男性でも乳房に異変を感じたら外科でも構わないので診察を受けてください」(同)

自分の胸をさわることなんて少ないかもしれませんが、入浴時にさわって自己検診するだけで、早期発見の可能性は高まります。皆さん、男性でもおっぱいチェックはお忘れずに。


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