原因はなんなんだ?

口や舌を噛んじゃうのはなにか体調不良の予兆!?

2007.03.08 THU



撮影/ヤマグチタカヒロ
ある日突然、舌や唇を噛んじゃうことってありません? 血がにじむくらい“ガリッ”と噛んでしまった時のあの悪寒…。でもどうして急に噛んじゃうのだろうか。ひょっとして体が不調を訴えている? 顎口腔を専門とする先生に話を聞いてみた。

「直接的な根拠は定かではありませんが“こういう時に噛みやすい”というのはいくつかありますね。たとえば体調不良の時です。いつも行っている口の中の動きが、体調不良によって上手にできずに噛んでしまう。可能性としてはこれが一番高いんじゃないでしょうか。“疲れているときに噛んじゃうよね~”という話がまさにこれですね」(東京医科歯科大学大学院・医歯学総合研究科・小村 健教授)

疲れによってモノを噛む動きが鈍り、失敗しやすいというワケ。では、ほかにはどんな原因が考えられるんだろう?

「舌が、歯並びの割に大きい人や、頬に肉がついている人も噛む可能性は高いでしょう。舌が大きな人は舌の脇に、頬に肉が多い人は頬の裏に、うっすら歯型がついていたりするので確認してみてください」(同)

太っている人も噛みやすいのか…。さらに、こんな興味深い可能性も指摘する。

「現代人は特に噛みやすくなったといえますね。硬いものを噛むことの少ない現代人のアゴは、昔の人に比べてスリムです。アゴがスリムになれば、歯の並ぶスペースも狭くなる。歯そのものは小さくならないので、どうしても歯並びが悪くなり、おのずと舌や唇を噛む確率が高くなるのです」(同)

ではどうすれば噛まなくて済むのだろうか、対処法を聞いてみた。

「モノを噛む作業は無意識のうちに行われているので対処法は難しいですね。ただ“頻繁に噛む”人は、歯並びなどに原因があるかもしれません」(同)

小村教授によれば、噛んでしまう場所もいつも同じであることが多いとのこと。ひどい場合は、検診を受けた方がいいみたいですよ。


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