新品種や究極ブレンドも登場!

料理に合わせて米を選ぶ時代?「料理専用米」の魅力とは

2007.06.14 THU

日本人なら毎日食べるお米。和食はもちろん、今夜のメニューが洋食でも中華でもカレーでも、とにかく米さえ炊いとけばOKだろ! というマルチ感が魅力です。ただ、同じ主食でもパンと違ってキロ単位でまとめ買いすることがほとんどだけに、基本的には同じお米をしばらく食べ続けるのが普通。

日本全国で生産されているお米は、その土地ごとの気候や風土に合わせて改良が進み、現在ではなんと270品種ものブランドが存在する。しかし、一般に名前が認知されているのは、せいぜい上位10種ほど。品種によって味や食感の特性は大きく異なり、例えば近年人気の宮城産「ひとめぼれ」は、コシヒカリに似た味のよさに加えて、粘りや弾力に優れている。これは白米としてそのまま食べるときにはベストなのだが、炒飯やカレーに使うと、味や粘りがやや主張しすぎてしまうのが難。つまり品種によって、美味しい食べ方や相性のいい料理が異なるのだ。

そこで最近、食品業界で話題になっているのが、料理に合わせてお米を替える“料理専用米”という発想。丸美屋ではクローズドキャンペーンの景品として、「麻婆豆腐の素」のために五ツ星お米マイスターがブレンドした「究極の麻婆米」を開発した。ハウス食品は、コシヒカリとインディカ米の性質をあわせもった「華麗米」を発表。これは名前の通り、固めの食感がルーとよくなじむカレー専用の新品種だ。

「いろいろなお茶を楽しむように、料理に合わせていくつかの品種を使い分ければ、お米が持つ本来の良さを味わうことができます。より相性を追求するなら、その料理にぴったり合う味と食感を調合できるオリジナルブレンドを作るのが究極ですね」(日本米穀小売商業組合連合会が認定する“五ツ星お米マイスター”の金子真人さん)

料理とお米のナイスな関係は、まだまだ追求の余地がありそう。「究極の玉子かけご飯米」とか食べてみたいなぁ。


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