彼女の気持ちを理解してあげたい!

男子も知っておきたい生理のメカニズム

2007.07.26 THU



イラスト:かわしま あきこ
「ちょっと生理で…」なんて女子が休んでいると聞くと、正当な理由で休めてうらやましいと思う反面、毎月ホントは大変なんだろうなと思う。どんだけ大変かはわからないが、少しでも女子の痛みを理解するため、その仕組みくらい知っておきたい。というわけで、今回は大人のための保険体育講座を開講。『“ほっ”とする生理痛の本』の監修も務める産婦人科医の今井理恵さんに生理痛のメカニズムについて聞いてみた。

「生理が始まると、子宮内膜からプロスタグランジンという物質が産出されますが、この物質によって子宮が過剰に収縮するため、生理痛が起こります。プロスタグランジンは、月経開始から48時間ほどで子宮内膜から月経血中へ放出されます。ただ、生理の5~7日ほど前にも、骨盤内のうっ血や便秘のため、骨盤全体にジクジクした痛みや腹部の膨満感といった苦痛を訴える女性もいます。さらに、この時期は疲労感やイライラを自覚することも多く、こうした症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれています。月経時とPMSのどちらをつらく感じるかは人によりますが、この期間中は男性に心遣いを求めたいですね」

PMSの原因は、ホルモンバランスが崩れるためと言われているが、医学的にはまだ解明されていないのが現状のようだ。ところで、生理で苦しむ彼女に僕らが手助けできることはあるのだろうか。「生理痛.com」というサイトを開設している健康管理士の坂本祥子さんに聞いてみました。

「アルコールを摂取するとマグネシウム不足になり、生理痛が重くなる傾向がありますから、飲酒に誘うのは控えた方がいいでしょう。デートもアウトドアを避けて、DVD鑑賞など室内でまったり過ごすことをオススメします。室内でも、体を冷やすのは生理が重くなる原因になります。冷房にも注意してあげてください」

生理のつらさは男には一生わからない。しかし、わからないからこそ女子をいたわれる男になりたいものですね。


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