大地震後1日行動シミュレーション

オフィス街で大地震にあったらどうするのが一番いい?

2007.08.30 THU



イラスト:中垣ゆたか
地震大国日本。東京でもいつ大地震が起こるかわからない。ということで、地震が起きた時の1日行動シミュレーションをしてみた。アドバイスしてもらったのは世界中の危機管理情報を収集・配信しているレスキューナウ社の三澤裕一さんだ。

仮にボクらが昼間都内のオフィス街にいる時、震度6の大地震が発生したら…まず、何をすべき? 

「自分の身を守ることが第一。そのポイントは“頭上”にあります。住宅街に比べ、オフィス街では窓ガラスが割れたり、看板が落ちてくる危険性が高い。そしてなんといっても、体の中で一番大事なのは頭です。だから、外にいる場合は街路樹のそばに身を寄せ、カバンを直接頭の上に載せるのではなく、頭の上にかざしましょう。その方が衝撃がやわらぎます」

さて、地震の衝撃では幸いケガがなかったとしよう。次はどうする? 三澤さんによると81年に建築基準法が改正され、それ以降に建てられたビルは耐震設計がしっかりしているという。そういうビルで働いている人はむやみに外に逃げるより、そこに残る方が安全な場合もある。

「特に一人暮らしなら、すぐに自宅に帰ろうとする必要はないと思います。無理に帰ると住宅密集地を通ったりして、余震や火災に巻き込まれる危険性が高いからです」

本震をやりすごしても“余震と火災”にどう対処するかがポイントだ。ウチのビルは新しいから安全…と思っていたら、火災が発生してしまった。さて、どうする? 

「敷地が広く、延焼の危険性が低い公園や大学構内など、広域避難場所に指定されたところへ避難しましょう」

広域避難場所は東京都都市整備局のウェブサイトで見られるので、あらかじめ確認しておきたい。アドバイスはあくまで基本的な考え方。うのみにするのではなく、状況に応じて冷静に対処することが大切だ。また、地震が起こる前にやっておきたい対策は別掲のリストを参考に!


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