冬と夏では味が違った

“冬のアイスは濃厚”のナゾに迫った!

2009.01.29 THU


夏の猛暑日にもアイスは必需品だけど、冬に食べるアイスもまた格別。暖房の効いた部屋でゆっくり味わって食べられるのも、冬の醍醐味だ。ところでそんな冬に食べるアイスって、同じアイスでもなんとなく、こってりしている気がするのは僕だけ?

「アイスクリームの主原料である牛乳の成分は、実は季節によって異なります。だから牧場などで作られる手作りアイスクリームの場合は、同じアイスでも季節によって味が違うんです」(日本アイスクリーム協会渡部恭久さん)

日本で飼育されている乳牛はそもそも寒冷地に適した品種で、冬の方が元気なのだという。

「冬は飼料をモリモリ食べるため、原料である乳に含まれる乳脂肪分が高くなります。一方、夏は体温調整のため飼料を減らすので、乳脂肪分は低くなります。アイスクリームは、一般に乳脂肪分が適度に高いほどコクのあるまろやかな風味と、きめ細かな組織になるので、乳脂肪分が高い冬の方が美味しく感じるんです」(同)

一方、工場で生産されるアイスは年間を通じて味が変わらないように作られているため、同じアイスなら季節によってテイストが変わることはまずない。しかし、冬にはこってり系アイスの人気が高いのは確かなようだ。

「果物など季節感をイメージさせる素材を使った季節限定商品はこれまでにもありましたが、最近は季節によって食感や味わいが異なる商品が増えています。当社では、冬は、生キャラメル味やメープル味など、味わい自体が濃厚で食感もねっとりした商品を発売しています」(森永乳業 冷菓事業部・木下孝史さん)

「当社では、冬は、カカオが味わえる良質なチョコレートを使った濃厚な味が多くなります」(明治乳業 アイスクリーム冷食販売部・宮本健太郎さん)

やはり冬のアイスは濃厚&こってり系でキマリですね!


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