男27歳・結婚ってどうよ?

第7回 できちゃった結婚って、アリ? ナシ?

2009.02.16 MON

男27歳・結婚ってどうよ?

二人の間で結婚がどれだけ現実味があるかによるのだと思いますが、
個人的には夫婦別姓について聞いてくれる男性はありがたいと思います。

いまだに 「結婚したら女性が姓を変えるもの」とかたくなに考える男性が多く、
女性だけが結婚改姓で悩んでしまうのが現実です。
事前に結婚改姓について確認してくれたら、親切で配慮のある男性だなあって思います。

もちろん、結婚を想定していない男性から聞かれたらドン引きだとは思いますが。

投稿者:松見のぞみさん(女性/37歳/東京都)

男性は自分の姓が変わるケースが極めてまれなので、
改姓について、挙式や子どもの話などに比べるとつい軽視しがちですが、
やはり女性にとってはデリケートな問題。

それをカップルで真剣に話し合うということは、
お互いにとってとても大切なことなんですね。

いやはや、勉強になりました。

実は僕も同じような感じで、
彼女と真剣に話した方がいいのかどうか迷っていたことがあります。

それは「避妊」「できちゃった結婚」などについて。

いまの時代、できちゃった結婚は珍しいことではない気もするのですが、
結婚を考える恋人とは、お互いの避妊などに対する考えを共有した方がいいと思うんですよ。

そこで、今回はできちゃった結婚や避妊について、
イマドキの女性はどのように考えているのか、リサーチしてみたいと思います。
イラスト/後藤亮平(BLOCKBUSTER) かつてだったら緊張の告白の瞬間も、現代なら意外とあっさり受け入れられる…な~んてことも少なくないのかも

親世代も容認派が増えている!?できちゃった結婚の現状とは?



「丸山奈美恵になりたいな」

平成9年10月、こんなプロポーズの言葉とともに、妊娠3カ月であることを公表した安室奈美恵さん(当時20歳)。人気絶頂だった歌姫の突然の告白に、世間はそれはもう大騒ぎ。これが、いわゆる「できちゃった結婚(以下、でき婚)」という言葉がメジャーになるきっかけとなったできごとではないでしょうか。

あれから12年。今では芸能人のでき婚報道も珍しくなくなり、完全に市民権を得たようにも感じますが、果たしてどのくらいの人ができ婚をしているのでしょう?

厚生労働省発表の『平成17度 出生に関する統計』によれば、2004年のでき婚による出生数が13万9000人。同年度における既婚カップルの出生数が52万2000人なので、その割合は26.7%。つまり、現代では結婚したカップルの4組に1組ができ婚をしています。

この数字を多いと取るか少ないととるかは人それぞれですが、1980年のでき婚したカップルが8組に1組という割り合いに比べると、二十数年で2倍に増加。データ的にもでき婚は確実に増えています。

その一方で、non-no MORE Wedding (集英社の女性誌HP集合サイト)が2008年、会員向けに行ったアンケート『Join Us!/投票! 「今どき結婚観」』を見てみると、でき婚アリが48%(1386人/2888人中)、ナシが52%(1502人)と賛否はまっぷたつに分かれるという結果に。
画像提供/文芸春秋 現代では“モテ”が格差の原因になりつつある!? その背景には、非正規雇用の増加やコミュニケーション力重視の社会、そして女性の“肉食化”など、男性を揺さぶる様々な社会的要因が絡む…。『下流社会』の著者・三浦 展氏が、現代の恋愛・男女関係が抱える問題点に鋭く切り込んだ最新作『非モテ! 男性受難の時代』(770円+税)
半数が肯定するほどでき婚が一般的になりつつある反面、ブライダル業界が「授かり婚」「おめでた婚」とポジティブな表現に変えようと務めているように、後ろめたさも完全に消えていないような気も。どうやらこれができ婚の現状のようです。

前述のアンケート結果では、でき婚否定派の代表的な意見に「親に言えない」というものがあったのですが、50~60代の親世代は20~30代に広まるでき婚をどのように受け止めているのでしょう? 『下流社会』で結婚問題にも言及した消費社会研究家でマーケティング・アナリストの三浦 展氏に聞いてみました。

「日本ではここ30年ぐらいかけて性の解放が進んでおり、若い男性では1973年ごろから、女性でも1978年ごろから婚前交渉容認派が多数派になるという変化が起こっています。つまり、現在の50~60代は本人が経験したかどうかは別として、婚前交渉にある程度理解がある世代といえます。ただ当時は、結婚前提の相手と婚前交渉するのが当然でしたので、現在のように不特定多数の相手と交渉するという風潮はありません。したがって、自分の娘が結婚を前提に交際している相手と性交渉すること、そして結婚前に妊娠することに関しては理解を示す親が多いと思いますが、結婚を前提とせずに不特定多数の相手と短期間だけ付き合うような婚前交渉は、まだ受け入れられていないと思います」

なるほど。親世代は「健全な交際」という条件付きなら、でき婚をある程度容認する傾向があるということでしょうか。

多くのでき婚カップルが50~60歳代になる20~30年後は、でき婚なんて「親に言えない」というケースが珍しくなっているかもしれません。
図版制作/武藤将也(BLOCKBUSTER) このなかで男性が装着するのはコンドームだけだが、ほかにもパイプカットなんて方法もあるはある。とはいえ、結婚前の子どもがいない状態では現実的ではないが…

彼女に「避妊」の話をするなら…どう切り出せばよい?



現代は4組に1組ができちゃった結婚をするほど婚前妊娠が多い時代ですが、個人的には「子どもは結婚後、少し生活の余裕ができたときに欲しいなぁ」と考えています。

そうするためには、性交時にきちんとした避妊が必要になりますが、一口に避妊といってもその方法は数種類にも及びます。主な例を挙げると、コンドーム、ピル、IUD、ペッサリー、オギノ式(特徴は表を参照)など。

平成12年に毎日新聞社が既婚女性を対象に行ったアンケート「第25回全国家族計画世論調査 」では、コンドームの着用が75.3%、膣外射精(※これは、医学的に避妊には当たらないそうです)が26.6%、IUD(子宮内避妊器具)の使用が2.7%、ピルの服用が1.5%、オギノ式の活用が6.5%といった結果が出ており(併用の場合は2種類まで選択可)、日本ではコンドームが圧倒的に広く利用されているようです。

ただ、コンドームは避妊率が100%ではないため、さらなる確実な避妊を進める場合は、彼女との話し合いをした上でピルの服用やIUDの装着をしてもらう方法も必要になってきます。

けど個人的には避妊の話を彼女と面と向かって話しづらい気がするのですが、その辺、女性側はどう思っているのでしょう? 『電撃結婚ノススメ』の著者である杉浦里多さんに聞いてみました。

「女性は本能的に『子どもができたらどうしよう』ということが常に頭にあるので、機会があれば避妊について男性と話し合いたいと思っている人は多いと思いま す。ただ、その話を女性の方から切り出すのはなかなか勇気がいることなので、男性の方から話し合いの場を持ってくれると女性は喜ぶでしょうね」
画像提供/マガジンハウス 2006年2月時点で「30過ぎで彼氏ナシ」から、年内に結婚を決意し、その8カ月後に見事ゴールインを果たした杉浦里多さんの著書『電撃結婚ノススメ 結婚マーケティングで8ヶ月以内に開運婚を掴む方法』(1200円+税)。彼女が結婚を引き寄せるために実践したのはなんと“マーケティング”。綿密な自己分析をすることで、「どこに自分を求めている人が多くいるか?」などが見えてくるという。婚活中の方はもちろん、「モテない」「出会いがない」なんて“言い訳”をしている未婚男性も必読!
あ、そうなんですか!? 意外とデリケートな問題なので、彼氏と共有するのって抵抗があるのかと思っていました。

「女性にとってデリケートな問題であるからこそ、男性の方からマジメな雰囲気で避妊についての話があると、『自分のことをちゃんと考えてくれているんだ』と感じられるわけです。なので、男性は女性と避妊について語る際、アナタのことを大事に思っているからという言い回しをした方がいいでしょう。現実的な意見とはいえ、『いま君との間に子どもができたら困るから避妊をしよう』なんて言い方をすると、相手からの愛を感じられず、彼女はショックを受けると思います。同じ趣旨でも『子どもは結婚してからちゃんと育てたいよね。だからいまは避妊しよう』といった言い方だと、結婚のことまで考えていることが相手に伝わるものです」

なるほど~。言い回しひとつで相手の感じ方が違ってくるか。では男性側はその点に気をつけながら、避妊に限らず、お互いにとっての大切な話をどんどん共有していった方がよさそうですね。

「そうですね、特に子づくりに関する話は独身時代にしておいた方がよいかと思います。世間的に子どもは意外と簡単にできるイメージがあるようですが、結婚後、いざ作ろうと思ってもすぐにはできないのが現実です。ただ、女性は子どもを産める年齢的な問題などもあるので、結婚後は性生活に関して女性がリードすることも出てきます。子づくりに適した日を調べあげた妻が、『今日よ!』なんて夜にアプローチしてきたり(笑)。ムーディーな雰囲気のカケラもない誘いにビックリしてしまう男性も少なくないようですが、独身時代に子づくりの話をちゃんと共有しておけばそのギャップを感じず、自然と協力的になれるのではないでしょうか」

彼女からの積極的なアプローチ!!?? それはさすがにビックリするかも。そこで面食らわないようにするためにも明るい家族計画は結婚後ではなく、独身時代から話し合っておく方がいいのかもしれませんね。それではちょっと気が早いですが、僕も近々彼女と家族会議を行いたいと思います。 「できちゃった結婚」をするカップルが増加している昨今、
若い世代の多くはできちゃった結婚肯定派なのかと思っていましたが、
思ったよりも否定派が多くて個人的にはビックリしました。

多くの時間をともに過ごす二人でも、
意外と結婚に対する考え方が違うなんてことは往々にしてあるようですね。

今回のレポートを通して、結婚や子づくりに関する計画は、
相手とじっくり話し合うことが欠かせないと改めて実感した次第です。

ちなみにいま僕のなかには、
「これは話し合いが必要だな」と感じている計画があります。

それは新婚旅行の行き先。

一生に一度の旅行なのでハデにどこかへ行きたいのですが(個人的にはアフリカ)、
「成田離婚」なんて不吉な言葉もありますし、新婚旅行という人生の一大イベントは、
その後の結婚生活に大きく影響を及ぼすとも思います。

だからそこは慎重に選びたいといいうのがありまして。

そこで、既婚者の先輩方に新婚旅行先の選び方や
妻との折衝の方法などについてアドバイスを請いたいです!

もちろん、ご自身の成功話だけでなく、
差し支えなければ、失敗談もこっそり送ってください。

もちろん、結婚を控えている方からの投稿も大歓迎。
新婚旅行について思うところがありましたら、ぜひぜひ教えてください。

今回のレポートの感想なども含め、
結婚素人の私へのアドバイスをお待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします!

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト