通帳残高が増えない理由

第10回 「借金」で通帳残高を増やしてみる?

2009.05.11 MON

通帳残高が増えない理由

ネタにマジレスするのも、どうかと思ったのですが
ブラック・ジャックは、自然保護の目的であちこちの小島を買ってます。
また、一般的とは思えないような医療機器を使っています。
(特注の移動式無菌手術室など)

したがって、それ相応の出費があると思われます。
高額な手術費を請求する一方で、
無報酬やお茶漬け1杯で手術費に代えたりするエピソードも多数あります。
どう考えても赤字です。
必ずしも金の亡者でない所が人気の一翼を担っていると思います。
そもそも高額の手術料にしても、
正規の(保険による)手術料が安過ぎる事への問題提起として描かれています。
だから、あれだけの手術料を貰っても、ブラックジャックの生活は質素です。
むしろ、正規の手術料では、数々の奇跡は起こせなかったと思います。

投稿者:ひろぽん(男性/40歳/愛知県)

はい、マジレスいただきました。ありがとうございます!

ひろぽんさんご指摘の通り、ブラック・ジャックは収入に幅があり、
しかも支出(必要経費など)も実はハンパない。

これはアレですね。
この原稿を書き終わったらもう一度、全巻読破しなければですね!

と、いうわけで今回は、ふたたび通帳残高を増やすことを
真剣に考えていきたいと思います。

しかし、収入もなかなか増えないし、支出を抑えるのも、これ以上はキツい。
そこで、今回は働かなくても、お金が増える方法について考えようと思います。

そう、借金です。

お金を借りれば、とりあえず手持ちのお金は増えます。

いったい借金はどのくらいまで可能なのでしょう?
そして、そのリスクについても調べてみたいと思います。
現在、就労人口が約7000万人。そのうち消費者金融にお金を借りている人たちは1000万人強といわれているそう。筆者は、「なんとなく“借金”って怖い」という理由で、今まで大きな借金をしたことはないんですが…年収の3分の1でも、かなり返せない気が…

お金って無担保でいくらまで借りられるの?



「月末までお金がない」

通帳残高が日に日に減っていく日々の暮らしの中で、思わず手を伸ばしたくなる借金。消費者金融や、クレジットカードのキャッシングなど、お金を借りれば、通帳残高は一時的に増えますが、返せなくなるリスクがあるのも事実。

返せる範囲という意味も含めて、ボクらはどのくらいまで借金できるのでしょうか。銀行やローン会社、消費者金融などなど。片っ端から借りたら、いくらまで借りられるの? もちろん無担保で。

「少なくとも2007年の12月以前は、極論すればいくらまでも借りられましたね」

というのは借金に詳しい、事業再生コンサルタントの吉田猫次郎さん。いくらでもってどのくらいですか?

「それこそ、やり方によっては数千万円は借りられました。当時は、貸金額の上限は各貸金業者の判断にゆだねられていたので、返済能力とは関係なく貸してしまう業者もあったんですよ。私の知っている例でいうと、就職2年目、年収350万円の市役所職員の方がいたんですが、無担保で2000万円近くの借金をすることができたという話があります。20~30社まわって50~100万円ずつ借りたそうですよ」

スゲーー! ところで、なんで「2007年12月以前」まではいくらでも借りられたんですか?

「2007年の12月に新しく改正された貸金業法が施行されたんですよ。その中で『年収の3分の1以上のお金を貸してはいけない』という総量規制がなされたんです。ひとつのローン会社ではなく、トータルの借金で、です。だから現在、クレジット、ローン貸金業者は横のつながりを強化していますし、カードを作る際には収入証明を求めてきますよ」

なるほど~。つまり いくらまで借金できる?という問いの答えは、年収の3分の1まで。年収が300万円だとしたら、100万円までってことね。でもちゃんとした業者は貸金業法を守ると思いますが、いわゆる街金やヤミ金とか呼ばれる業者はどうなんでしょう? いくらでも借りられちゃうんじゃ?

「たしかに彼らのような悪質な輩にとっては、年収の3分の1までという規制は関係ないでしょう。しかし、改正された貸金業法では、ヤミ金業者への罰則規定が厳しくなっています。たとえば、規定の29.9%以上の利息を求めた場合、今まで懲役5年未満だった罰則が10年になったんですよ。だから、彼らも逮捕されたら割にあわないので、昨年くらいからヤミ金業者も減っていますよ」

2007年12月に改正された貸金業法は、2010年6月には完全施行されるそう(施行されて2年半は、経過措置があり罰則はない)。法律で、年収の3分の1が「返せる金額」と決められているとはいえ、ご利用は計画的に、ですね。
「『借金力 借りた金で死なないための129ヶ条』(文芸社刊)でも言ってますが、私自身、今から10年前に7500万円の借金を抱え、自殺まで考えました。借金に対して無知な人たちは、怖くて、自ら命を絶ったり夜逃げをしたりするんです。まず、知ることが大事なんですよ」(吉田氏)

取り立て、差し押さえ、ブラックリスト…借金にまつわる“ペナルティ”って?



もしも借金を返せなくなったら、どんな目に遭うのでしょうか? 黒いスーツのサングラスの人が朝から晩まで取り立てに来たり、「金返せ!」っていうビラを貼りつけられたり、なんてイメージがあるけど。

そこで、ご自身も過去に数千万円の借金を抱えた経験があるという、『借金力 借りた金で死なないための129ヶ条』の著者、吉田猫次郎さんにお聞きしました。

「みなさんが思っているほど怖くはないです。まず、貸金業法の第21条に定められているんですが、『怒鳴るなどの威迫禁止』『早朝深夜の取り立て禁止』『大勢での取り立て禁止』『担保に入れていない物の持ち出し禁止』『退去を命じたのに居座ることの禁止』『張り紙の禁止』など、やってはいけないことだらけなんです。ドラマやマンガに出てくるステレオタイプの借金取りは、すべて違反行為。そんな借金取りがきたら、警察に通報すれば彼らは逮捕され、懲役1年以上などの罰則が科せられます」

へーー、全然知りませんでした! それと借金を返せないときに怖いのは、「差し押さえ」ですよね。

「差し押さえというと、家を追い出されてホームレスになったり、すべて取られるイメージがありますが、そんなことはありません。憲法が定める『最低限の生活』は送れるようになっているので、生活必需品は取られません。まぁ、新品の薄型テレビなどが何台もあったら差し押さえられますが、一般的にはテレビやエアコンなども取られませんよ」

あと怖いのは、クレジットカードの支払いができなくなると、「こいつは借金返済の能力がない」とみなされ、いわゆるブラックリストに載ってしまうケース。これって、どんなペナルティなのでしょうか?

「一番大きいのは、新たにカードを作れなくなること。ほかには、住宅ローン、車のローンなども組めません。これが約5年間続きますね。でも、これらのペナルティは、債務者にとってはいい薬だと思います。ブラックリストに載るというのは、そもそも金銭感覚がおかしいんです。お金に対する考え方のリハビリ期間として、5年というのはちょうどいい年月ではないでしょうか」

なるほど~。借金が返せなくなると、どんな恐ろしいことが待っているかと思っていたけどなんかそこまで悲惨じゃない気がしてきました。とはいえ、借金を抱えること自体は、個人的には抵抗がありますが。

「いずれにせよ、まずは『借金について知ること』が重要なんです。そして、『身の丈にあった借金をすること』。自分の収支や金銭感覚を理解して、借金を慢性化させないことですね」

たしかに。R25世代が借金をすることになった場合、気をつけるべきポイントを具体的に教えていただけますか?

「私としては、基本、リボ払いはオススメしません。割高なのはもちろん、少しずつ払っているため、懐が痛まない気がして金銭感覚が狂いやすいんです。リボやローンを使うのなら、長く使うもの、家や車などに限定しましょう。服や旅行などの単純な消費の場合は、一括で払った方がいいですね。また、出産、葬式、医療費、教育費などの消費以外のお金は、福祉として助成金があったり、公的な機関でほぼ無利息で借りることができるので、そういう制度を利用してみては?」

まずは借金をする前によく考えて、金利についてもきちんと調べること。簡単に借りられるからって、考えなしにカードでサクサク借りちゃうのが一番危険なんですね。 そんなわけで今回は、借金について考えてみました。

個人的な話でいうと、ボク自身は
「借金って、なんか怖そうだからできるだけしないようにしよう」
というスタンスだったので、大きな借金はしたことがありません。

でも、それは借金というものについて無知だから手を出さないわけで、
無知だけど、借りなきゃならない状況になったら借りてしまうでしょう。

そして、無知だからこそ、返せなくなったときには
他の業者から借りたり、夜逃げをしたり
なんていう危険だって、ないとはいえません。

大切なのは、

「借金を知ること」
「自分の収支、金銭感覚を知ること」

そして

「身の丈にあった借金をすること」

なんですね。
それさえできれば、借金は、通帳残高の数字を減らさない助けになってくれるのだと。
う~~ん、勉強になりました。


そんなわけで、次回以降のリポートにご期待です。

通帳残高を増やす方法を思いついた人は、ぜひお便りください!
舞ってマース!(実際は座り仕事で腰が痛くて舞えるわけもない、春)

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