男28歳・パパになる!ってどうよ?

第8回 イマドキの子どものゲーム事情って?

2009.08.31 MON

男28歳・パパになる!ってどうよ?

現在1児のパパ、秋には2児のパパになります。

今の世の中は子供を叱れない親が多いとよく耳にしますが、
私の場合、子供がすぐ同じいたずら(行儀の悪さ)をした場合、
お尻を叩いて(手加減はもちろんしますが)その後にお話をします。

自分もそうでしたが、子どもは叱られることで
善悪の判断がつくようになると思います。

いたずらを見つけたらまず注意し、それでも聞かない場合は叱る、
上手にできたら褒める、といった形でしつけをしています。


投稿者:木工ボンドさん (23歳/男性/北海道)

子どものころゲームっ子だったボクは、
正月に親戚が集まっているなかでもゲームに夢中になってしまい、
親にこっぴどく叱られた記憶があります。

今思えば当たり前のことですし、
叱られることで学んだことも多かったのですが、
そのときはなぜか親の言葉を素直に聞き入れられなくて。

おそらく、ボクやみなさんが親になったときも、
子どもとゲームに関する格闘が始まるのではないでしょうか?

今回はそんな子どものゲーム事情を徹底リサーチ! 

親になる前に、一足先に子どもと
ゲームのうまい付き合い方を学びたいと思います。
ファミコン世代のボクらは、30歳近くになってもゲームに夢中。当時は大人になったら卒業していると思ったんですけどね…

やってない子を探す方が難しい!?イマドキの子どものゲーム事情



公園や電車内で携帯用ゲームに夢中になる子どもがチラホラ。そんな光景を見るたび、今はほとんどの子どもがゲーム機を持っているのでは? と思ってしまう今日このごろです。

コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)が発行するゲームに関する意識調査報告書『2009 CESA一般生活者調査報告書』によれば、男子は3~14歳で8割以上、女子は3~9歳で5割以上、10~14歳で約8割が家庭用ゲームで遊んでいるそうです(2008年調査より)。これを全人口に当てはめると、3~14歳のゲーム人口は推計で1025万人。想像以上の数です。

個人的には女子のゲーム参加率が意外と高いことにオドロキましたが、CESA事務局の町谷太郎さんからは、その理由について次のような説明がありました。

「純粋にゲームに没頭しやすい男性に対し、女性はゲームから知識や情報など何かを得ようとする傾向にあります。かつては『ゲームをする人=オタク』といった偏見から、パズルゲームなど一部例外を除き、女性にとってとっつきにくい市場背景がありました。しかし、90年代半ば~後半あたりから『パラッパラッパー』『バイオハザード』といった新機軸ゲームが多数登場してきたことで、主に若い女性のゲームに対する意識の変化が広がり、徐々に女性のゲーム人口が増えていきました。そうしたなかで、2005年に脳トレや学習系ゲームなどが登場したことで、さらに幅広い層にゲームが浸透したとのではないかと考えられます」

我々が子どものころは、「ゲーム=男子の遊び」という感じでしたが、それはもう昔の話。今は男女問わず非常に多くの子どもがゲームで遊んでいるようです。

そんな彼らが最も利用しているゲーム機は、やはり(?)「ニンテンドーDS(Lite含む)」。先の報告書のハードウェア別の調査では、DSの利用率が男女とも3~9歳で6割以上、10~14歳で7割以上とダントツのトップを示しました。街中でDSっ子をよく見かけるのも納得です。

これほど携帯用ゲーム機が普及している背景には、親から子どもへの定期的なゲームソフトの供給があるのかもしれないと想像をしてしまいますが、町谷さんは、家庭内で子どもに対して購入されるゲームソフトの数はそれほど多くないといいます。

「当協会のアンケート調査などを見たところ、親が子どもにゲームソフトを買い与えるのは平均で年3本程度。この多くが誕生日やクリスマスなど、行事でのプレゼントです。子どももソフトがいつでも買ってもらえるものではないと分かっているので、『ゲーム業界に対する意見』というアンケートでは、『(自分でも買えるように)ソフトをもっと安くしてほしい』という意見が少なくなかったんですよ(笑)」

周りと共通のソフトを持っていないと仲間の輪に入れない。携帯用ゲーム機の飛躍的な普及により、このような不安を感じている子どもは増えているのかもしれません。

ただ、親が買ってくれるゲームソフトの本数はボクらが子どものころとあまり変わっていなさそうです。屋外でゲームをする子どもが増えたことで、子どものゲーム事情の変化を感じていましたが、実際は我々が子どものころとそれほど大きな違いはないのかもしれません。
図版制作/佐野彩子(BLOCKBUSTER) 現代っ子のゲームのプレイ時間に関する統計。男子だと毎日1時間というケースが最も多い。この統計からも、ボクらの子どものころとゲーム事情の変化をそれほど感じない(出典:「『2009 CESA一般生活者調査報告書』家庭用ゲームプレイ状況」より)

子どもに長時間ゲームをさせない良い方法とは?



ゲームに夢中になりすぎて試験勉強をすっぽかしたり、夏休みの大半を費やしたりしてしまった。こんなアチャ~と思う経験をしてきたのに、30歳間近の今でも仕事に支障をきたすくらい「ドラクエ9」に打ち込む毎日。人ってそう簡単に変われないんですね。

こんな親の姿を我が子には見習ってほしくないので、ボクの(未来の)子どもには、「ゲームのやりすぎはよくないってことをお父さんは身をもって体験してきたから、君たちは控えなさい」と、都合のよい論理を展開しようと思っています。

けど、自分がそうであったように、おそらく子どもは親に小言を言われても聞く耳を持たないでしょう。一体どうしたら、子どもがゲームとうまく付き合うようになるのでしょうか? 日本大学教授の医学博士、森昭雄氏に聞いてみました。

「ゲームに時間制限を設ける場合、なぜそれが必要かを話し合い、子どもに納得してもらうことが大切です。それこそゲームをやめたからといって、そのあと一日中テレビを観ていてはあまり意味がありませんからね。ゲームのやりすぎにより、ほかにすべきことの時間が失われることを子どもに理解させ、彼らの方から時間制限を設けるような話し合いが必要になってくるでしょう」

最近は親子で遊べるソフトも増えてきましたが、子どもにゲームで遊ぶ時間を制限する以上、親子で一緒にゲームを楽しんだりするのはNGですか?

「いえ、必ずしもそうともいえません。親が子どもと一緒にゲームで遊び、30分とか1時間といった区切りでやめる習慣にしていれば、子どもにもその習慣が身につき、ゲームへの没頭を防ぐのに有効に働くかもしれませんからね」

なるほど。一方的な制限ではなく、必要な距離感を親自ら示してあげることが重要なようです。
CERO レーティグマーク(年齢区分マーク)。こちらはゲームソフトのパッケージに表示されているので、今まで知らなかったという方は、ぜひご自宅にあるゲームソフトのパッケージを確認してみてください
さて、ゲームと子どもの付き合い方を考えるうえで、もうひとつ大切なことがあります。それは「年齢別レーティング」のチェック。

レーティングとは、家庭用ゲームソフトに含まれる表現の度合いを表した基準で、「A」「B」「C」「D」「Z」の5段階の評価(表参照)がゲームソフトのパッケージに掲載されています。

「一部のゲームには暴力的な描写が含まれ、子どもに悪影響を及ぼすのではないかというご意見がありますが、家庭用ゲームソフト業界では既に自主規制が行われており、表現の度合いに応じて対象年齢が設定されています。なので、親御さんはお子さんにゲームソフトを買い与える際、パッケージのレーティング表記に注意を払う必要がありますが、それをきちんとチェックしていれば、むやみにゲームそのものを敬遠する必要はありません」(CESA 事務局・町谷太郎さん)

ゲーム業界ではここ10年ほどで子どもを守るための仕組み作りを強化しており、レーティングの講習会など、親向けにゲームに対する正しい知識の啓発を促すイベントも開催しているそうです。

子どもが安全な環境でゲームを楽しむためには、親がこれらの知識を得たうえで、彼らをサポートしていかなければならないのでしょう。家庭はひとつのパーティー。子どもを救うため、親になってからもボクたちのクエスト(=探求)はまだまだ続きそうです。 「ボクらはいいけど、君たちはダメ!」

つい、こんな思いを抱いてしまう、
大人の子どもに対するゲームの扱い。

一方的な「ダメ」または制限では子どもは余計ゲームをやりたくなることでしょうし、
今回のレポートを通して、
子どもに節度を持った遊び方を促す難しさを改めて実感しました。

これは、ゲームはもちろん、
子育ての様々な事柄においていえることでしょう。

次回のレポートでは「性教育」について触れる予定ですが、
この問題もゲーム同様、親のアプローチ次第で子どもへの影響が
大きく変わるような気がします。

イマドキの性教育事情とはどんなものなのか? 
次回を楽しみにしていてください。

それでは今回の感想をはじめ、どんなことでも結構ですので、
みなさんからのアツい投稿をお待ちしております!

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