10年前には最高気温39.9℃を記録

“最高気温”といえばココ「熊谷市」の夏はナゼ暑いの?

2007.07.12 THU


テレビの天気予報を見ていると、埼玉県熊谷市の最高気温って関東の他の地域よりも高い気が。今年の5月は、日中の最高気温25℃以上の夏日が18日。この暑さ、熊谷市的にはどうなの? 熊谷市役所に電話をしてみると…。

「30℃以上の気温に慣れているので、5月も特別暑くはなかったですよ。本格的な夏になると、最高気温が35℃以上の猛暑日が続くこともありますから。熊谷市では、その『暑さ』を市民の気持ちの『熱さ』につなげようと『あついぞ! 熊谷』まちづくり事業を行っています。たとえば今年は、イベント『燃えよ! くまがやん』や様々な夏祭りなど、59団体の企画を市がPR支援します。また、熊谷のおいしい水を使い、ふわふわに削ったオリジナルカキ氷『雪くま』を市内16店舗で販売しています」

では、どうして熊谷はこんなに暑いのか? 地形と気候に詳しい筑波大学・木村富士男教授にうかがった。

「1つは『ヒートアイランド現象』。熊谷は海から遠く、都市部を通って温められた海風の風下に位置するので暑くなりやすい。2つ目は、広義の『フェーン現象』。北関東では暑い日に西寄りの風がよく吹く。熊谷の場合、西側の秩父山地から降りてくる風が湿気を帯び、暑さが増すのです」

通常、平野部では各地の気温差は小さく、関東平野でも右の条件を備えた熊谷だけが例外的に気温が高くなる。また、同じ気温でも暑さの質は地形により異なるため、熊谷のような夏の暑さは日本で唯一、だそうですよ。

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