なぜバイオテクノロジーに強いのか!?

不可能といわれていた「青いバラ」酒造メーカーが開発に成功!

2007.05.10 THU


blue roseという言葉には「不可能」の意味があるという。なんでも、バラには青色遺伝子が存在せず、そのため青いバラの開発は長い間、不可能とされてきたのだとか。

しかしバイオテクノロジーが不可能を可能にした。世界初、青い色素を持つ、青色のバラが誕生したのだ。開発したのは、酒造メーカーのサントリー。90年に開発に着手、1万回以上もの試行錯誤を繰り返し04年ついに成功! 早ければ年内には発売される予定だという。

…あれ? でもなぜ花苗メーカーでもないサントリーが、青いバラを開発することになったのだろう?

「他分野でも酒造技術を生かしたい、と考えたことが花事業参入のきっかけです。最初の商品『サフィニア』(ペチュニアの一種)のヒット後、花の開発者なら誰もが憧れる“青いバラ”に挑戦することになりました。当社は、麦やぶどうの品種改良、酵母の研究など、植物や遺伝子レベルの研究に実績があります。一見、お酒と花の組み合わせは意外なようですが、バイオ分野というベースは同じなんですよ」(サントリー広報部・平川さん)

そういえば、ほかの酒造メーカーも医薬品や健康食品など飲料以外の商品を続々と発表している。なるほど、それも各社が長年行ってきたバイオ研究のたまものなのだろう。

サントリーによれば、この青いバラの花言葉はまだ決まっていないとのこと。だったら、「不可能」から転じて「可能性」「明るい未来」なんて、どう?

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