L25世代の約4割は憲法改正に賛成

国民投票法案が国会で審議中憲法をどう改正しようとしている?

2007.03.15 THU

「憲法改正、どう思う?」というL25独自アンケートの結果は、賛成派が約4割。一方、憲法改正と密接な関係にある「国民投票法案」を理解している人は4%弱。その認知度はまだ低い。

そもそも、日本国憲法を改正する手続きは2段階に分かれている。まずは、憲法改正の法案が国会に提出され、衆参両院総議員の3分の2以上の賛成が必要になる。続いて、この法案を国民投票にかけ、国民の過半数の賛成によって憲法が改正されるのだが…実は、日本ではそもそも、この「国民投票」の具体的な制度が整っていない。だから、いままさに国民投票法案を急ピッチで成立させようとしているのだ。

ここで気になることが1つ。国民投票法案成立のその先にある「憲法改正」で、政府は何を変えようとしているのか。現代政治の専門家である東京工業大学大学院社会理工学研究科・田中善一郎教授にお話を聞いてみた。

「注目は、戦争放棄をうたう第9条の改正でしょう。憲法改正で戦力が認められると、自衛隊のあり方が変わってきます。さらに、軍事同盟を結ぶ国同士が武力協力する『集団的自衛権』を持つと、アメリカ軍との関係が深くなる。今回の憲法改正問題は、武力で解決する世界に日本が参加するのか、武力以外の解決の可能性を世界に提示するのかの、二者択一でもあるのです」

夏の参議院選挙に向けて、憲法改正問題は重要なキーワードの1つとなりそうです。

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