姓が変わることに不便を感じる人が過去最高に

L25世代の4割は別姓に懸念!?日本はなぜ夫婦同姓なのか?

2007.03.01 THU

内閣府発表の『家族の法制に関する世論調査』によると、「結婚前から仕事をしていた人が姓を改めることに、仕事上で不便を感じることがあると思う」と回答した人が46.3%にのぼった。この割合は5年前より4.4ポイント上昇し過去最高。では当の独身女性はどうなのか、L25モバイルでのアンケート結果を見ると「少し抵抗がある」「絶対イヤ」な人が約4割も! しかし民法は「夫婦は同姓を名乗るべし」と定めているし、現実に夫婦の98%は妻が改姓している。結婚で姓を変えない方法は、今のところ、戸籍を入れない「事実婚」しかないのだ。

夫婦別姓になれば女性の悩みも不便も解消されるというのに、なかなか実現しないのはなぜだろう? 家族法に詳しい帝塚山大学・井戸田博史教授によれば、「96年に国会で選択的夫婦別氏制が議論されました。しかし『夫婦同氏(姓)は日本固有の歴史と文化。別氏を認めることは家族崩壊、ひいては日本崩壊につながる!』などの激しい反対意見を前に見送られました」とのこと。日本崩壊って、んな大げさな!? でもこのままでは夫婦別姓の実現はムリそうですよねえ、先生。

「確かに今は議論が下火なので困難ではありますが、子供の姓の問題や戸籍問題など一連の問題と一緒に解決すれば、実現の可能性もあります」(同)

 まだまだ時間がかかりそうなこの問題。いっそのこと福沢案(下欄参照 ※L25では解説が表示されています)でいかがでしょう?

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