東京駅丸の内駅舎も100年ぶりに蘇るらしい…

東京にもこんなにあった!戦前に作られた名建築

2007.11.22 THU

『東京駅の丸の内駅舎を復原』――。“赤レンガ駅舎”が約100年ぶりに、建築当初の姿に復原されるらしい。そういえば東京駅周辺ってレトロな建物が多いよね…。

「明治以降、日本を代表するオフィス街として発展した丸の内は、貴重な近代建築の宝庫ですよ」とは東北芸術工科大学准教授で建築史家の志村直愛先生。近代建築とは、幕末~昭和戦前期に西洋の技術や材料、意匠を用いて造られた建築のことだそう。

「随所に装飾が施された近代建築には、独特の重厚感や風格があります。また、高層化する現代建築に比べ、人の身の丈に合ったスケール感も魅力ですね」

丸の内で近代建築を巡るなら、上記(※L25本誌では上に表が表示されています。)のコースがおすすめという先生。カメラ持参なら、より一層楽しく歩けるのだそう。

「たとえば、現在の2階建て東京駅は、戦後に修復されたもの。それが今回、1914年の建築当初の3階建てに復原されます。復原後の駅舎を見るのは興味深いことですが、その一方で、2階建ての駅舎を見る機会は残りわずかですよね。建築や都市は絶えず変化するもの。“現在”の景色を写真に残し、“未来”へ伝えることは、貴重な文化保存活動ですから」

たしかに“新しい建物が建つと、以前の景観が思い出せなくなる”のは、よくあること。ちょっと気の長い話だけど、僕らが暮らす“現在”の東京を、子どもたちの世代へ伝える建築散歩って、なんだか素敵だと思いません?

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