プラチナは希少価値も高いのに…

実はCO2に原因があった!プラチナが高騰した理由とは?

2008.03.19 WED

憧れの指輪といえば、やっぱり「プラチナ」。でも、最近、価格が急激に高騰してるらしい。その理由って何? プラチナなどの精製・分析に携わる田中貴金属工業に聞いてみました。

「地球温暖化問題で環境規制が強化され、それによって自動車の排ガスを抑える装置の需要が拡大しています。プラチナは、その装置の触媒に使われているんです。さらに、石油価格の上昇で、プラチナを部品として利用することの多いディーゼル車が世界的に増えていることも挙げられます」(貴金属部 池田収部長)

ところで、そもそもプラチナはなぜこんなにも希少価値が高いんですか?

「有史以来の生産量は、同じく希少価値の高い『金』が15万7450トン。それに比べて、プラチナはたった5300トンです。金は世界のいろいろな国でとれるうえ、比較的表層部にあって掘り出しやすいのに比べ、プラチナの生産地はほぼ南アフリカに限られ、掘るのも困難なんですよ」と池田さん。

南アフリカは、プラチナの8割以上の生産を誇るという国。その南アフリカで、鉱山事故や、大雨による鉱山浸水があったことによって、採掘がストップしてしまい、2カ月ほどで特に急騰したのだという。2002年の1グラム2000円という価格に比べ、2008年2月には7000円超と、なんと3~4倍に!

プラチナ高騰がおさまる気配は、残念ながら、まだまだ見られない…。

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