春に増加する腹痛もあるらしい…

しばらくするとなくなる「腹痛」あの痛みはどこに消えたの?

2008.04.03 THU

腹痛の波を繰り返すうちに、なぜかなくなってしまうことがときどきある。痛みはどこにいったの? 医療法人社団池谷医院の池谷敏郎院長に聞いた。

「腹痛に波があるのは、腸の中の便を移動させる『蠕動運動』によるもの。通常は一定のペースですが、ウイルス感染やストレスで蠕動が激しくなったり、腸の中にガスや便がたまりすぎると腸の壁がひきつったようになり、これが腹痛の原因となるのです」

たいてい、排便で解決するけど、排便してないのに痛みがなくなる理由は…。

「たとえば、おなかの右側が痛かったのに、楽になって、次に左側が痛くなったりするでしょう? これは、ガスや便が腸の中を移動して、痛みの場所が移動するだけのこと。いったん散ってわからなくなっただけで、相変わらず便とガスは大腸の中に残っており、さらなる腹痛を引き起こすことにもなります」

しかも、「春の腹痛」というのも増加中だと池谷先生は言う。

「花粉症で鼻呼吸ができなくなり、口呼吸を多くすることで、食事の際などに空気を通常よりのみすぎてしまう『空気嚥下症』の人が増えています。おなかにガスがたまって腹痛を起こすんです」

ちなみに、この症状、花粉症だけでなく、ストレスも原因になりうるとか。排便すれば腹痛は解消されるので、お風呂の中でお腹にのの字を描くマッサージが有効。それでも治らないときは、鼻炎の治療が不可欠です。

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