麻生首相は決めかねているようですが…

解散総選挙ってどうして“タイミング”が重要なの?

2008.11.06 THU

9月に麻生氏が首相となり、“解散総選挙”がいつ行われるか、話題になっています。この解散総選挙について、ジャーナリストの上杉隆さんに伺いました。

「解散総選挙とは、首相が衆議院を解散し、選挙によって議員を新たに選びなおすこと。前提として、首相を含む内閣もいったん総辞職となります。いま麻生氏は、自分にとって有利な時期に解散するためのタイミングを測っているのです」

なぜ麻生氏は、タイミングを測る必要があるのでしょうか?

「現在、衆議院は自民党、参議院は民主党が主導権を握っています。もし、次の総選挙で衆議院の過半数が民主党を筆頭とした野党で占められれば、政権は民主党に移ってしまう。もちろん、麻生氏は首相の座を退くことになります。そのため、総選挙で確実に自民党と公明党の連立与党が過半数以上を占められるとき、解散したいと考えているのです」(同)

ただし、あまり時期を見計らっていると、衆議院の過半数から内閣を不信任とされる可能性もあるとか。その場合、首相はすぐに衆議院を解散するか内閣総辞職を選択しなければならないという。

「また、衆議院の任期は来年の9月まで。任期満了のときも衆議院は解散され、総選挙となります。麻生氏が時期を測るなら、それがリミットです」(同)

タイミング次第では、自民党が野党となり民主党の首相が生まれることもあるのか。日本の政治は、大きな分岐点に立っている…のかも。

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