ストレスで引き起こされることも…

若い世代に増えている「難聴」防ぐために気をつけたいことは?

2008.12.04 THU

人気歌手の告白によって注目を集めた若い世代の難聴。難病情報センターの情報によると、93年の突発性難聴の患者数が推定2万4000人だったのに対し、01年は3万5000人と1万人以上も増加。最近では20代~30代の患者も増えているという難聴について、慶応義塾大学病院耳鼻咽喉科の小川郁教授から詳しく教えてもらいました。

「ひとくちに難聴といってもさまざまですが、若い方に気を付けてほしいのは突発性難聴や音響性難聴。突発性の原因が不明なのに対し、音響性は大きな音で内耳を傷めてしまうことが原因です。いわゆるヘッドホン難聴がこれに当たります」

では、突発性難聴にかかりやすい人って?

「詳しくはまだわかっていませんが、発症を引き起こす要因の一つとしてストレスが挙げられます。ストレスによって血液循環が悪くなると、内耳の毛細血管まで血液が行き渡らなくなるためです。疲労も難聴の引き金になることがあるので気を付けましょう」

では、音響性難聴になりやすい人は?

「ヘッドホンやイヤホンで大音量の音楽を聴いたり、クラブやライブに出かけるのが好きな方は注意した方がいいでしょう。騒音から離れることで内耳のダメージを回復できるため、1~2時間ごとに数十分ほど耳を休ませることが大切」

どちらのタイプの難聴も、内耳に障害が起きて1週間以上経つと治りにくくなるそうなので、「おかしいな?」と思ったらすぐに診察を。

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