「都度パパ」「月極パパ」「太パパ」と様々な呼び名も

食事で2万円!? 若い女性の「パパ活」に騒然

2016.06.27 MON

噂のネット事件簿


「援助交際と何が違うのか?」という声も数多く見られた
「パパ活」という言葉を知っているだろうか? 若い女性が自らの夢や願望を実現すべくパトロン(パパ)を見つけ、金銭的に甘える活動を意味する。基本的には、体の関係なしでお小遣いをもらったり、食事を奢ってもらったりすることを指し、いわゆる「援助交際」とは似て非なるものだという。ネットではこの「パパ活」を巡り、様々な議論が巻き起こっている。

発端となったのは、あるツイッターユーザーの投稿。女性と思われるそのユーザーの投稿の趣旨はこうだ。会うのが2回目の“パパ”と食事に行き、2時間で2万円支払ってくれる約束だったというが、「トイレに行く」として席を立つとその男性は帰ってこず、自身が食事代を支払うはめになった。また、その行為については、個人のやり取りのため、警察に行ったものの被害届を出すことができなかった、という。

“パパに騙された”というそのツイートは一気に拡散されると、「パパ活」なる言葉とともに批判が噴出。一方、「パパ活」に賛同するユーザーたちが、批判に対して「出来ない人の僻みにしか聞こえない」「パパ活の何が悪い?」などと反論したことで、非難の応酬に発展した。

一連の騒動に対してTwitterでは、

「イクメン的な育児絡みの新語かと思ったら」
「将来イクメンになりそうな男性相手に婚活することだと想像してたら、ぜんぜん違った」
「パパ活っていわゆる家族サービスだと思ってました」

と、そもそも「パパ活」の意味を知らなかった人のコメントや、

「パパ活って言葉のポップさが罪悪感とか感じないようにしてるんだと思うと闇が深い」
「パパ活の何が怖いかって、個人間のやり取りで中身不透明なのでいろいろなトラブルが起きやすい、ということ」
「犯罪やトラブルに巻き込まれる危険がある」

と「パパ活」が抱える様々な問題点を指摘する投稿も目立つ。

なお、現在「パパ活」専門サイトのほか、関連情報を提供するブログもネット上で数多く発見できる。いくつかサイトをのぞいてみると、会員制でマッチングを行っていたり、出会うコツを教えたりしている。なかには、コツをまとめたコラムなどが充実しているサイトもあり、「パパ活」の盛り上がりが見てとれる。

ちなみに、“パパ”にも種類があり、会うたびにお金が発生する「都度パパ」、1カ月単位で契約する「月極パパ」、1人で高額の支援をしてくれる「太パパ」なる言葉もネットを賑わせている。なかには、経営者クラスの男性からお金のほかに“コネ”や“人脈”を得るために「パパ活」に励む女子大生もいるという。

「パパ活」――その実態は、言葉の軽さとは裏腹に、重い問題をはらんでいそうだ。
(山中一生)

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