3/6(土)から熾烈な生存競争が開幕

W杯イヤーで移籍選手が多数 Jリーグ序盤戦は代表組に注目!

2010.03.04 THU



写真提供/アフロ
ワールドカップイヤーのJリーグが、3月6日にいよいよ開幕する。シーズン序盤の見どころは、W杯代表入りを懸けた熾烈な生存競争だ。

開幕前の話題を集めたのは、2001年夏以来の国内復帰を決意した稲本潤一。02年、06年のW杯に出場した30歳が、川崎Fへ加入したのである。前所属先のレンヌでは出場機会が少なかっただけに、川崎Fで存在感を示すことは代表のレギュラー奪還へ追い風となるだろう。

稲本と同い年の小野伸二も、ドイツのボーフムから清水へ移籍した。ただ、小野は08年8月を最後に代表から遠ざかっている。4大会連続の出場には、清水での目ざましい活躍が条件だ。

同じく79年生まれの小笠原満男(鹿島)は、2月のベネズエラ戦で06年ドイツW杯以来の代表復帰を果たした。98年のカズと02年の中村俊輔の落選、06年の巻誠一郎の選出など、W杯といえばサプライズがつきものだが、小笠原だけでなく小野もサバイバルに加わってくれば、激戦区の中盤はさらなる混戦模様となる。今回も驚きのニュースが発信されるとすれば、この2人のベテランが震源地となるかもしれない。

1月のイエメン戦で代表デビューを飾った平山相太も注目度は高い。190cmの長身は、小柄な選手の多い攻撃の幅を広げる可能性を秘める。昨季得点王の前田遼一(磐田)や同4位の石川直宏(FC東京)らも、滑り込みでのメンバー入りを目指す。

各選手が代表入りへしのぎを削るJ1では、“ストップ・ザ・鹿島”が合言葉となる。攻撃力を秘めたG大阪と川崎Fが鹿島の4連覇に立ちはだかるが、この3チームはACLに出場する。となると、リーグ戦に集中できる第2グループにもチャンスはあり、大型補強を展開した名古屋が優勝戦線に浮上する。そして、中村俊輔の電撃移籍が濃厚な横浜FMも忘れてはならない。日本が誇るMFが古巣に加われば、Jリーグの優勝戦線が過熱するだけでなく、代表にも好影響がもたらされるだろう。
(戸塚 啓)


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