あのヒョードルも使ってた!

夢のスーパー筋トレ器具? “ケトルベル”で鍛えてみた

2010.11.04 THU


男も三十路ともなれば、体力の低下を感じ始めるころ。運動不足を何とかしたいけど、ジム通いする時間はなし。できれば自宅でコッソリ鍛え直したいという人、結構多いのでは?そんな自宅トレーニーの間で近年、「ケトルベル」なるロシア生まれの筋トレ器具がブームらしい。なんでも格闘家のヒョードルも使っていた、すごい器具という噂だけど…?

「ケトルベルは独特の形状をしたダンベルの一種で、ロシアに300年前から伝わる伝統的な鍛錬器具です。旧ソ連時代に深く研究され、ロシア軍では現在も兵士の体力養成に採用されているんですよ」と語るのは、日本にケトルベルを広めた専門インストラクターの松下タイケイさん。

実物のケトルベルは、ずっしり重たい鉄球に太い取っ手が付いた鋳物で、見た目はヤカン(ケトル)そっくり。使い方がイマイチ想像できないが…松下さんの指導のもと、基本トレーニングに挑戦してみた!

まずは、太い取っ手を両手で握り、肩幅に開いた両足の間で、鉄球を振り子運動させるように上下に振り回す「スイング」にトライ。地味でシンプルな動きだが、やってみると異様にキツい。腕よりも両脚と腹筋、背筋に負荷がかかり、全力疾走しているように急激に心拍数が上がっていく。この疲労感は一体…?

「一般的な筋トレと違い、ケトルベルは全身の力を連動させる種目が中心。重い鉄球を勢いよく振り回すことで生じる遠心力を全力で制御することで、特定部位の筋肉だけでなく、足腰から体幹、そして腕や肩の筋肉までがフル活用されるんです。それによって、全身の瞬発力とバランス、心肺機能が同時に鍛えられますよ」

そのほか、3~5種目ほどの基本的な動きをマスターすれば、ケトルベル一つで全体的な筋力&体力をバッチリ鍛えられるとか。いわゆる「楽してダイエット」と銘打った健康器具とは違ってしっかりキツい運動だけど、自宅で真面目に鍛えたい人にはうってつけの秘密アイテムかも?
(呉 琢磨)


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