名前だけじゃ想像がつかない?!

東京国体で注目のマイナースポーツ

2013.04.22 MON


キンボールスポーツで登場する「オムニキン」のかけ声は、「オムニ=すべての」「キネスシス=運動感性」を合わせた造語で「すべての人が楽しめるスポーツ」との意味があるのだとか。80年代にカナダで生まれたニュースポーツだ
2013年は54年ぶりとなる東京国体の年! 「スポーツ祭東京2013」と銘打って、「第68回国民体育大会本大会」が9月28日~10月8日に、「第13回全国障害者スポーツ大会」が10月12日~14日に、それぞれ開催される。

陸上や水泳、サッカーなど、本大会の熱戦が期待される一方、マイナー競技を中心とする「デモンストレーションとしてのスポーツ行事(デモスポ行事)」が57種目と昨年の2倍以上に増えている。なかには、名前を聞いただけでは想像が難しいユニークな競技も少なくない。

たとえば、「インディアカ」。約2mのネットを挟んで、4人×2チームが、羽根付きのボールを手で打ち合う。空気抵抗でボールのスピードが遅いぶん、プレーヤーは反応しやすく、狙ったところにコントロールするのも簡単だ。もともとは「ペテカ」と呼ばれる南米のスポーツにヒントを得て、ドイツ人が考案したニュースポーツ。4年に一度の世界選手権/ワールドカップなど、国際大会も開催されている。

「ユニホック」と「ユニバーサルホッケー」は、室内でプレーするホッケーで、国際的には「フロアボール」と呼ばれる(国際ルールと日本ローカルルールで若干の違いあり。ユニホック、ユニバーサルホッケーは現在「ネオホッケー」に統一)。プラスチックのボールとスティックを使用し、フィールドホッケーやアイスホッケーに比べるとケガのリスクは少ないが、迫力と展開の速さはひけをとらない。トップクラスの男子選手がボールを打つと、初速で170km/hにも上るとか。発祥の地スウェーデンではプロリーグもあるほどの人気スポーツで、オリンピック種目への採用も検討されているという。

外国からの輸入スポーツが多いなか、日本の埼玉で生まれた競技が「ターゲットバードゴルフ」だ。カップの代わりに傘を裏返したような形のネットを使い、ボールには羽根が付いている。ゴルフと比べ狭いエリアで楽しめる。熟練者でもショットは30m弱飛ばずのが精一杯で、力よりもコントロールや風の計算など、技術や経験がものをいうスポーツだ。

既存スポーツのアレンジとはまったく違った「キンボールスポーツ」も興味深い。使用するのは直径122cm・重さ1kgの巨大&軽量ゴムボール。細かなルールが多いのだが、基本的には手で打ち合って地面に落とせば得点。4人1チームで、3チームが同時に戦うのも大きな特徴だ。ボールを打つ瞬間「オムニキン!」と叫ばなくてはならないというユニークなルールもある。

これらのデモスポ行事は、東京都内の各地で開催が予定されており、一般の都内在住・在勤者が参加者できるものが多い。競技経験がなくても参加OKなので、トライしてみてはいかがだろうか?
(小越建典/アバンギャルド)

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