来年の東京マラソンは新記録確実? 

ランナーのためのお灸活用テク

2014.03.19 WED


最近では、火を使わないタイプのお灸も登場している。「疲れを次のトレーニングに残さないためにも、走り終わったあとも早めにお灸でケアしてほしい」と福永さん 画像提供:さなさな/PIXTA
日本のランニングシーンにおける象徴的な大会「東京マラソン」が終わってひと月。来年の参加を目指して、トレーニング方法を見直しているランナーも多いだろう。鍼灸師・福永裕子さんによると、東洋医学としておなじみの「お灸」が、ランナーのコンディション作りやランニングフォームの改善に効果があるという。くわしい話を聞いた。

「ツボに温熱を与えることで血流をスムーズにするお灸には、第一にストレッチ効果があります。ランニングで使われる筋肉は日常生活の中であまり使われないため、スイッチが入るまでに時間が入りますが、『三陰交』や『太渓』というツボを温めると筋肉が効率よく目覚めます。このおかげで、短時間で筋肉を“走るため“のベストな状態に持っていきやすいのです」(福永さん)

「三陰交」は足の内くるぶしの最も高いところから、指4本分上のスネの骨の内側にあるツボ。「太渓」は内くるぶしとアキレス腱のあいだにあり、指で押すと動脈の脈動を感じるところだという。

さらに福永さんによれば、お灸はランニングフォームの改善にもつながるのだとか。

「ランニングは反復運動ですから、疲れが溜まってくると古傷や筋力が弱いところがウィークポイントとなって、身体のバランスが崩れ、ランニングフォームが乱れやすくなります。そうしたウィークポイントにお灸をすると、身体を支える機能が低下した筋肉の機能が回復し、無理のない姿勢作りにつなげられるのです。ウィークポイントは身体の“へこみ”として現れるため、肌がへこんで見えるようになったところや、指で押すと痛みがあるところを目安にしてください」(同)

自分でウィークポイントを見つけにくい場合は、先に挙げた「三陰交」や、おへそから指4本分下にある「関元」、足の親指内側から足底にかけてある「太白」や「大都」を温めると良いのだそう。

記録が伸びずに悩んでいたランナーがお灸を取り入れたところ、先日の東京マラソンで自己ベストを更新した、なんて話もあるのだとか。あなたも新記録を目指して、トライしてみては?
(成田敏史/verb)

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