プロ野球・交流戦導入で気になること

えっ!? セ・リーグとパ・リーグってルールが違うんですか?

2004.12.09 THU

来季のプロ野球から導入されるのがセ・パ交流戦。本来ならば日本シリーズでしかあり得ない対戦カードをレギュラーシーズンで組むシステムである。既に交流戦を導入しているメジャーでは、同州内のチーム同士の対戦を組むといった方法で人気を集め、観客動員アップの一因となっている。

ただ、交流戦導入に伴い必要になってくるのがセ・パのルール統一。いや、いわゆる野球のルールはもちろん両リーグとも同じだが、アグリーメント(申し合わせ事項)はそれぞれ取り決めているため、交流戦では相違点を調整しなければならないのだ。

わかりやすいところでいえばDH(指名打者)や予告先発の問題。例えば今年の日本シリーズでは、西武・伊東監督が予告先発導入を提案したが中日・落合監督は拒否。結局、予告先発はなしになった。

他にも「20秒ルール」というのがある。これは、投手は走者無しの場合、ボールを受け取った後20秒以内に投げなければならないというルール。違反すると投手にはボールカウントが宣告される。現在、これを試合のスピードアップのために、セ・リーグは15秒、パは12秒にしているのだ(まあ、実際に適用される場合はほぼ皆無。厳格に取る審判がいないことも一部では問題視されている)。また、サスペンデッド・ゲーム(やむを得ない事情により後日、続きを行うとして一時停止された試合)もパは採用しているが、セは不採用である。

こういったセ・パの違い、実は記録面でもある。両リーグとも最も優れた中継ぎ投手に与える賞を設けているが、パはセーブが与えられる条件で登板し、リードを保ったまま後続の投手に引き継いだ場合に与えられる「ホールド」の数で競っているのに対し、セは独自に定めた6つの項目から算出する「リリーフポイント」で争っている。

交流戦のルールについては来年1月をメドに現在統一へ向けて検討中とのこと。いずれにせよ気持ちよくファンが楽しめる交流戦を期待したいものです

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