プロ野球・キャンプ前の風物詩

成果よりも話題性重視?プロ野球面白自主トレあれこれ

2005.01.13 THU

正月明けのプロ野球ニュースは、選手たちの自主トレの話題で持ち切り。野球協約上、12月1日から1月31日までの間はプロ野球選手は、いかなる試合、合同練習もチームとして行うことはできないと決められているため、この時期は選手おのおのが自費でトレーニングに励んでいるというわけだ。

2月1日のキャンプインに備えた体づくりがおもな目的だが、ユニークな試みでメンタル面の強化に努める選手も多い。

その先駆けが、西武→ダイエーで活躍した石毛宏典氏だ。89~94年の6年間、岐阜県土岐市の窯元でろくろを回して精神集中。陶芸自主トレに取り組んでいた。阪神・金本知憲が3年連続で実践しているのは、鹿児島県最福寺での「護摩行」。400度以上もある炎まで約50cmの至近距離に座り、不動真言を唱え続ける。ヤケドを物ともしない、まさに荒行だ。さすがは猛虎の兄貴。自主トレも熱すぎる! 同じく阪神の藤田太陽は03年、岐阜県にある「不破の大滝」で滝修行に 挑戦。マイナス3度の雪解け水に打たれる姿に先導者は「すごい忍耐力だ。彼は絶対に2ケタ勝つ!」と断言。しかし苦行は報われず、同シーズンはわずか1勝止まりだった…。残念!

野球以外のスポーツ選手と合同で行われるケースも増えている。プロレス好きで知られる浜の三浦大輔、鈴木尚典は98年の自主トレで、新日本プロレスの蝶野正洋選手とタッグを組んだ。阪神の下柳剛はここ数年、品川区の高田道場に通い詰め。親友の桜庭和志選手を相手にパンチやキックを連発。「キックだけならシウバも越える」との好評価を受け、引退後の進路も安泰?

中日・落合博満監督に至っては案の定、自主トレでもオレ流を強行していた。現役時代、三冠王にかけて午前3時33分に始動したのは知る人ぞ知るエピソード。話題性は満点だが、そんな時間に招集された取材陣の心中はいかに。さて、今年はそんなオレ流をもしのぐ破天荒な自主トレを目論んでいる選手はいるだろうか。

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