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ファンへの対応が格段に変化女子バレー・Vリーグが終盤戦

2005.02.10 THU

次代を担うスター候補“メグ・カナ”の登場と2大会ぶりの五輪出場で注目された女子バレーボール。その熱気はまだVリーグでも健在だ。

サッカーのJリーグ発足に刺激を受け、それまでの日本リーグを発展的解消して94年に誕生したバレーボールのVリーグ。企業スポーツの代表格として、世界とも戦える競技でもあったために選手のプロ化までは行ききらず、アマチュア選手の中に数人のプロ選手がいるという形で存続していたが、アイドルスポーツとして固定ファンがいる男子に比べ、女子は人気も低かった。だが、03年ワールドカップで火がつくと、観客動員は急成長。その勢いは五輪後も続き、男子の人気を上回る状況になっている。

「男子の場合は見るだけのファンが多いが、女子の場合はバレーボールをやっている中・高校生が見に来るケースが多く、身近に感じてくれる傾向になっています」

こう話すVリーグ機構の梅北精幸運営委員長によれば、ワールドカップ以降の注目度アップで、選手たちの意識も変わってきているという。かつて女子の場合はチームが選手を囲い込んでいるような傾向もあったが、ファンへの対応が各段に変わってきた。ワールドカップから五輪までの間、ファンの応援が自分たちに大きな力を与えてくれていると気がついたナショナルチームの選手たちの意識の変化が、各チームの他の選手にも伝わった。親しみやすさが「私もあの人のような選手になりたい」と、バレーボールに打ち込む気持ちや憧れを育むという好循環を芽生えさせつつあるのだ。

そんなファンを大切にする気持ちが選手のモチベーションになっているのか、女子は2月3日時点で3位から6位までが2勝差で並ぶ大混戦になっている。「栗原恵はチーム移籍で出場できず、大山加奈がいる東レは低迷と寂しいですが…」と梅北氏は苦笑するが、上位4位のみが進めるファイナルラウンド(3月4日~)へ向けての順位争い、さらには優勝争いと女子Vリーグはこれからも熱い戦いが続く。

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